田崎史郎氏が明かす 石破茂氏が「自民党内には人気がない」ワケ「理想主義者なんですよね」

2024年09月01日 15:21

芸能

田崎史郎氏が明かす 石破茂氏が「自民党内には人気がない」ワケ「理想主義者なんですよね」
東京・六本木のテレビ朝日社屋 Photo By スポニチ
 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が1日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。自民党の総裁選(9月12日告示―27日投開票)について言及した。
 ポスト岸田として、石破茂元幹事長(67)、小泉進次郎元環境相(43)、河野太郎デジタル相(61)、茂木敏充幹事長(68)、小林鷹之前経済安全保障担当相(49)、加藤勝信元官房長官(68)、高市早苗経済安全保障担当相(63)、上川陽子外相(71)、林芳正官房長官(63)、野田聖子元総務相(63)、斎藤健経済産業相(65)の名前が挙がっている。

 立候補には国会議員の推薦人20人を確保する必要があり、立候補者は告示日に推薦人名簿を総裁選管理委員会に提出し、公開される。

 進行役の作家、エッセイストの阿川佐和子が「石破さんは国民には人気はあるのに、自民党内には人気がないのはどうしてですか?」と質問すると、田崎氏は「理想主義者なんですよね。石破派という派閥に属していた方に聞きましたら、その方は“石破さんにいろいろな人と飲み食いしたほうがいいですよ”と進言したんですけど、石破さんは“飲み食いで支援してもらうのはおかしいだろう、政策で一致しないのはダメだろう”と。正論を言われるんですよ」とした。

 この話に 元衆院議員、元宮崎県知事の東国原英夫氏は「付き合いが悪いとか、面倒見が悪いのは今でこそ、強みになっていると思うんです。今は派閥はないわけですから、政策でつながりましょうよという、正論が今、生きてくるんじゃないかと思う」と指摘。「石破さんは自民党さんの中ではリベラル系で、選択的夫婦別姓だとか、地方創生だとか積極的に発言されている。こういう方は自民党の中にもいなきゃいけないと僕は思っている」と見解を示した。

 これに、田崎氏は「石破さんに対する批判はよく言われるのは後ろから鉄砲撃つ人だってこと」と指摘すると、阿川氏は「そんな卑怯な人なんですか?」と質問。田崎氏は昨年末の岸田総理への発言や、麻生政権の末期、第一次安倍政権の末期の言動を引き合いに「麻生さんも恨みを持っていたし、安倍さんも恨みを持っていた。後ろから鉄砲を撃つ人だっていうのが定着している」とした。

 続けて「“飲み食いしましょうよ”って言った時に、政策で一致しなきゃダメっていうのは理想なんですよ。理想を実現させるためには人を動かさないといけない。その部分はできていないんじゃないかという指摘」と話すと、東国原氏は「飲み食いで動かすのが政治ですか?」と問いかけ。田崎氏は「飲み食いも必要ですね」と返答し、「両方できないといけないんですよ」と主張した。

 これに、大竹まことは「今までやってた飲み食いで仲良くして、それで友達になってみたいな、それが俺たちの世界も、政治の世界も続いていたけど、もうそんなことじゃなくなっていく気がするんだけどね」と話していた。

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