葉加瀬太郎「昭和歌謡の中で一番完成された曲」明かす「歴史の1枚だと言っていいでしょう」

2024年09月01日 19:22

芸能

葉加瀬太郎「昭和歌謡の中で一番完成された曲」明かす「歴史の1枚だと言っていいでしょう」
葉加瀬太郎 Photo By スポニチ
 バイオリニストの葉加瀬太郎(56)が31日放送のテレビ朝日系「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」(土曜後6・30)に出演し、「昭和歌謡の中で一番完成された曲」を明かした。
 この日はこの日は総勢18人の博士ちゃんが「令和の今見てもカッコいい昭和の歌手ベスト20」を大発表。11位に選出されたのが、俳優で歌手の寺尾聰(77)だった。

 葉加瀬は寺尾の81年の大ヒット曲「ルビーの指環」について「昭和歌謡の中では一番完成された曲」と語り「大、大、大好き!歴史の1枚だと言っていいでしょう」と大絶賛。

 また、同曲の“オシャレで格好良さ”について解説。まず「16ビート」であることを上げ「この曲はメロディーも16ビートで作られている。全部16分音符、シンコペートしているんです」と、小節の頭をあえて外しているし、それがさらにオシャレな雰囲気を作り出していると説明。「大概の歌はは、メロディーが普通で、リズムがいくら16ビートに刻んだり、ちょっとオシャレになっていても、メロディー自体がその要素を持っているというところが、この曲の強味」とし、TBS系の音楽番組「ザ・ベストテン」で記録となっている12週連続1位も「当たり前でしょうね」と語った。

 また、「セブンスコード」を多用していると説明。「セブンスコード」とは4つの音で構成される和音で、一般的な三和音を使用するよりも「色合いが付くことができる」とし、それによって「明るくもあり暗くもあり、ちょっとあいまいなアンニュイな雰囲気」となるため、都会的な雰囲気となっているという。最後に「転調」も大きなポイントとし、2年の月日を転調で表現し「2年後には半音上がっちゃってる」と語った。

 MCの「サンドウィッチマン」伊達みきおが「単純にいい歌だなと思っていた」と語ると葉加瀬は「よくできているんだよねえ」とうなずいていた。

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