ビートたけし　自民党総裁選に私見「まず目先の事からちょっとはやってほしいなって感じはしないでもない」

2024年09月01日 16:07

芸能

ビートたけし　自民党総裁選に私見「まず目先の事からちょっとはやってほしいなって感じはしないでもない」 — ビートたけし Photo By 提供写真

　お笑いタレントのビートたけし（77）が、1日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」（日曜正午）に出演。自民党の総裁選（9月12日告示―27日投開票）について言及した。

　ポスト岸田として、石破茂元幹事長（67）、小泉進次郎元環境相（43）、河野太郎デジタル相（61）、茂木敏充幹事長（68）、小林鷹之前経済安全保障担当相（49）、加藤勝信元官房長官（68）、高市早苗経済安全保障担当相（63）、上川陽子外相（71）、林芳正官房長官（63）、野田聖子元総務相（63）、斎藤健経済産業相（65）の名前が挙がっている。

　番組が行った「総裁選で期待する議員」というアンケートでは全世代で小泉氏が1位だった。

　たけしは「結局は岸田さんがこれだけ支持率がなくて辞めていって、その原因は政治とカネの問題とか、景気もメチャクチャだし、それを正しくできるのかどうかって言ったって、同じ自民党だぜ？」とあきれ顔を見せた。

　この意見に政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「国の政策は何も変わらないと思う人が多いと思うんですけど、やっぱり変わるんですよ。例えば、身近な問題で電気、ガス料金とか、そういった問題で補助金を出すのか、ガソリンの補助を続けるのか、身近な問題にかかわってきて、あまり何も変わらないから関心がないということじゃなくて、やっぱりじっくり見ないといけないと思う」と指摘した。

　たけしは「本当にやってくれるのかって言ったって、テレビの街頭インタビューでは“ガチっとやってください”“リーダーシップを持って”なんていうけど、本当に期待しているのかなってぐらい、政治と一般の感覚が離れてしまって。今まで散々、やるやる言って、何もやってくれたことがないじゃないって、鼻についてちゃって、税金の問題であれだけ叩かれているのに、国会議員はなんだよ、税務対策！っていうのもあるし。まず目先の事からちょっとはやってほしいなって感じはしないでもないですね」と話した。