【REPORT】SUPER JUNIOR イェソン&SHINee オンユら「IDOL RADIO LIVE IN TOKYO」に集結!福本大晴はKARAのヒップダンスを披露

2024年10月02日 12:30

9月28日に東京ガーデンシアターで「IDOL RADIO LIVE IN TOKYO ~Shining Moments~」が開催され、SUPER JUNIORのイェソン、SHINeeのオンユ、OCTPATH、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、福本大晴、MAMAMOOのムンビョル、MAVE:がパフォーマンスを披露。MCとしてKARAのジヨン、オープニングアクトとしてDreamNoteが登場した。

韓国からは、K-POPを世界に広めたレジェンドグループSUPER JUNIOR、SHINee、MAMAMOOからソロアーティストとしても活躍するイェソン、オンユ、ムンビョルが登場。また、昼公演には話題のバーチャルガールズグループMAVE:が映像でパフォーマンスを見せた。

日本からは、活動の場を韓国やアジアに拡げているOCTPATHとBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEが出演。スペシャルステージとして、OCTPATHはK-POPのカバー曲を、BALLISTIK BOYZはムンビョルとコラボをして会場を沸かせた。また、ソロアーティストとして歩み始めたばかりの福本大晴は、「IDOL RADIO」名物の「ドルラ4カット」(ポーズをしながら4カットの写真を撮る)に挑戦するなど、初の合同イベントを満喫。K-POPファンに支持される「IDOL RADIO」らしい多彩なラインナップで観客を魅了した。


イェソン、秋に似合う多種多様のバラード曲で会場を癒す

昼公演のトリと夜公演のトップを務めたのは、イェソン。いつものように「お元気ですかぁー! SUPER JUNIORの兄さん、イェソンです」と挨拶して始めたステージは、「昼と夜で、曲も衣装も変えました。さらに、“顔が見えない”と言われたので昼公演の後に髪を切りました」と気合が入っている様子だった。

「最近は日本のファンに会う機会がなかなかなかったので、お会いできてうれしいです。SUPER JUNIORは『SUPER SHOW SPIN-OFF : Halftime』を終えました。“日本ではやらないの?”ときかれますが、しっかり準備して来たいので、がっかりしないでもう少しだけ待っていてください。でも1ヶ月以内に僕がアルバムをリリースするので、僕にはまたすぐに会えるはず」と今後の活動にも言及。

日本語曲の「いま会いにゆきます ~If You~」(昼公演)や「Because I Love You ~大切な絆~」(夜公演)から、優しさ溢れる「A Letter in The Wind」(昼公演)、スローバラードの「Scented Things」(夜公演)、ポップバラード「Like Us」やミドルテンポのロックバラード「Slide Away」まで、「秋が感じられる曲を選んだ」という多種多様のバラード曲で柔らかな歌声で癒しを与えてくれた。


オンユは「おかえり」の声に迎えられ、新曲初披露で「幸せ!」

昼公演のトップと夜公演のトリを務めたのは、オンユ。しばし活動を休んでいたONEWが「ただいまー!」と元気に声をかけると、会場からは大きな「おかえりー!」の声が返ってきた。

9月3日に韓国でリリースしたばかりのミニアルバム「FLOW」のタイトル曲「魅力 (beat drum)」を日本初パフォーマンスしたが、ラップまで聴かせて新鮮な印象を与えた。さらに同アルバムの「月火水木金土日 (All day)」では曲中でファンが一緒に歌う部分を練習して臨むと、マイクを向けた会場からの大合唱に「楽しい! 最高! 皆さんに会って一緒に歌って、世界で一番気分がいい!」と満足げな笑顔を見せた。

さらに“得意なジャンルの曲”というバラード曲「Your Scent」を歌い上げると、昼にはポップチューンの「DICE」、夜には壮大な「O(Circle)」と、カラーの異なる幅広い音楽を聴かせた。


ムンビョル「私にとってのアイドルだった先輩と同じステージに立てることは夢」

「IDOL RADIO」の放送で1ヶ月間「ハムスターDJ(ハムディ)」という愛称でラジオDJを担当したこともあるムンビョルは、ダンサーたちを従えた華やかなパフォーマンスでファンを楽しませた。

活動を終えたばかりの最新曲「Is This Love?」からライブをスタートさせると、「Memories」(昼公演)、「ddu ddu ddu」(夜公演)で変化を付けた後は、「TOUCHIN&MOVIN」「C.I.T.T (Cheese in the Trap)」とキュートでポップな楽曲でまとめた。

K-POP第3世代のムンビョルは、「音楽番組に出演すると後輩ばかり」だと言うが、「今日は先輩が多くて、いつもと違う。SUPER JUNIOR先輩の曲は昔からたくさん聴いていたし、SHINee先輩の『Replay』はオーディションで歌った。KARA先輩の曲も練習生時代に歌いました。私にとってのアイドルだった先輩と同じステージに立てるなんて、今回の公演は夢のよう。皆さんも夢を叶えてくださいね」と憧れの先輩との共演を感慨深げにファンに語った。


話題のバーチャルガールズグループMAVE:が登場

最近、バーチャルアイドルが第5世代K-POPシーンの新しいキーワードとなり、注目を集めている。日本でも「Rakuten GirlsAward 2024 A/W」に出演し話題となった韓国のバーチャルボーイズグループPLAVEが『IDOL RADIO』ソウルコンサートで、初のオフラインライブを披露したが、今回は、バーチャルガールズグループのMAVE:が登場。

目の前でパフォーマンスしているかのようなリアルな映像で「WONDERLAND (IDYPIA)」と「What's My Name」を歌い、トークまで披露した。


福本大晴が合同イベント初参加…アイドルらしいキラキラなステージを展開

6月22日に公式ファンクラブを立ち上げソロアーティストとしての活動をスタートさせた福本大晴は、合同イベントに初参加となったが、「I wanna meet U」を歌い終わると「アイドルやってます! 福本大晴です!」と自己紹介。会場を福本のイメージカラーのオレンジのペンライトで埋めたファンを見て「うるっときました。応援しにきてくれて、ありがとう!」と感謝を伝えた。

「韓国文化が好きで、韓国語も独学中」という福本。ジヨンとのトークでは、本人を前にKARAの「ミスター」のヒップダンスを披露して会場を沸かせた。また、「IDOL RADIO」名物の「ドルラ4カット」に挑戦。アイドルらしいかわいいポーズでファンの歓声を集めた。「EveryBirthday」では「大好き?」「皆の好きな人は?」と会場に問いかけファンとのコール&レスポンスを楽しむと、「SUPER LADY FIRST」(昼公演)、「Egoistic Halloween」(夜公演)ではセクシーな魅力を見せつけるなど、誰よりもアイドルらしさ全開のキラキラ輝くステージングで会場を盛り上げた。


BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEはMAMAMOO ムンビョルとコラボ

タイでも活動するBALLISTIK BOYZは、自曲のほかにMAMAMOOの「Sleep Talk」でムンビョルとコラボした。この日が初対面だというBALLISTIK BOYZに「カリスマがスゴイ!」というムンビョル。

MAMAMOOの「Sleep Talk」を選んだ理由を砂田は、「シンプルに好きというのが一番の理由です。日本語の楽曲なのでコラボしたかった」と述べた。「女性のキーの曲を歌う機会はなかなかないので、お風呂で練習しました」という松井だが、EXILE TRIBE初の全員がマイクを持つグループだけに、一人ずつボーカルが移っていく構成で、ムンビョルがラップパートに加わった。


OCTPATHは“サランへゲーム”でメンバーにバックハグ!

OCTPATH加入前に韓国で活動していた西島が、「『IDOL RADIO』に出演させていただいたことがあります。日本でもイベントに出演させていただき光栄です。今回は、『IDOL RADIO』でよくやっている“サランへゲーム”に挑戦したい!」と切り出すと、メンバーたちはノリノリでかわいいカチューシャを頭に付けて、四谷→古瀬→西島→太田→栗田→海帆→高橋→小堀の順にメンバーをバックハグ。

全員が「サランへ(愛してる)」と言えればミッション成功となるが、栗田が海帆のほっぺたにチューしたり、海帆が高橋をお姫様抱っこしたりの迷走にファンは大熱狂。最後は全員がギュっと集まって「サランへ」と叫んで成功を勝ち取った。

パフォーマンスでは、SuperMの「Jopping」のカバーステージを披露し、その実力の高さで会場を圧倒した。


第2世代、第3世代のベテランアイドルによるスペシャルトークも!

パフォーマンスだけでなく、ラジオ番組「IDOL RADIO」らしく、ジヨン、イェソン、オンユ、ムンビョルによるスペシャルトークも設けられた。

昼公演ではMBCの音楽番組秘蔵の過去映像が公開され、イェソンが「SUPER JUNIORが『U』を歌っていたころは、メイクではなく髪を立てるのに時間をかけた。髪の高さはプライドの高さだった」というトークに会場が爆笑。思い出話に花を咲かせ、「このメンバーでMBCの年末音楽番組にプロジェクトグループとして出演したいですね。4人のキャリアを足すと64年!」とジヨンが言うと、イェソンが「男女2人ずつなので、グループ名は“トゥートゥー”がいい」と言って盛り上がった。

夜公演では第5世代アイドルの必須項目ダンスチャレンジに挑戦。K-POPの名曲SUPER JUNIORの「Sorry,Sorry」とSHINeeの「Ring Ding Dong」をイェソンとオンユが一緒に踊るという貴重な場面も見られた。イェソンは「昔の映像を見てアイドルである自分を思い出しました。アーティスト活動や俳優活動、さまざまなことをしましたが、改めて思い出すとアイドルが一番良かった。僕が一生アイドルでいられるように、皆さん、応援してくださいね!」とファンに懇願。

そして最後に「IDOL RADIO」名物の「ドルラ4カット」で記念撮影をしてコーナーを締めた。

グループとしてもソロとしても長きに渡りファンに愛されているK-POP第2世代、第3世代アイドルを核に、日本のアイドルグループとのケミストリーが楽しめるイベントとなった「IDOL RADIO LIVE IN TOKYO ~Shining Moments~」。

第5世代のアイドルグループを集めた合同イベントが多い中、老舗K-POP番組らしい一味違ったラインナップで、ファンに感動と懐かしさを与えるステージとなった。世代を超えて愛され続けるアーティストたちの魅力が存分に発揮された本イベントは、K-POPの歴史の重みと進化を体感できる貴重な機会となった。

取材・文/坂本ゆかり



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