堂本剛「久々の芝居の感覚を…」 27年ぶり単独主演の映画「まる」をアピール 大阪芸大生にエールも

2024年10月02日 18:00

芸能

堂本剛「久々の芝居の感覚を…」 27年ぶり単独主演の映画「まる」をアピール 大阪芸大生にエールも
堂本剛 Photo By スポニチ
 KinKi Kidsの堂本剛(45)が2日、大阪市内でイベントに登場。大阪芸大の学生が描いた絵を前に「個性がひしめき合った印象。勇気、力をもらいました」と感激していた。
 映画「まる」(18日全国公開、荻上直子監督)で主役を務める剛。映画での単独主演は27年ぶりで「チャレンジングで難しい役。久々の芝居の感覚を取り戻しながらでしたが、現場が和やかでリラックスして、安心して主演を務めさせていただいた」と満足そうに語った。

 イベントでは公演を記念してあべのハルカス内にある大阪芸大のスカイキャンパスで、美術科の学生と「巨大“まる”アート」を制作。学生約40人が2週間かけて思い思いに映画から着想を得たアートを高さ2メートル、長さ6メートルのキャンバスに描き、最後に剛が劇中の主人公・沢田のようにハケで「○」を描きこんで作品を完成させた。

 「仕上がってる物を仕上げるってのは大変な役目がとんできた」と苦笑いの剛。曲作りや絵画の際に「足さんでも良かったと思った経験してるんで」となかなか「○」を描く場所を見つけられず。「一生懸命に描いたやつの上に描きづらい」「ホンマにゴメンね。消してしまうけど」と最後は心を決めてど真ん中に「○」描き上げ「納得?もう少し時間をいただければ…」と頭をかいた。

 最後に、集まった学生たちに「自分の人生は一回しかないので、自分らしい人生、皆さんが描いてくださった絵のようにすばらしい、自分らしい人生を歩んで。これからも強く、やさしく生きて行ってください」とエールを贈った。

 剛は美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをする沢田役。通勤途中に遭った事故で腕にけがを負い、失職する。沢田が自分の部屋に戻ると、床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた「○(まる)」を発端に、日常が○に浸食され始め、身の回りが変わっていくという奇想天外な物語だ。

 他の出演者は綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、戸塚純貴、おいでやす小田、濱田マリ、柄本明、早乙女太一、片桐はいり、吉田鋼太郎、小林聡美ら。

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