カン・ドンウォン&パク・ジョンミンら出演のNetflix映画「戦と乱」予告編を公開

2024年10月02日 19:00

Netflix映画「戦と乱」が予告編を公開した。

「第29回釜山国際映画祭」の開幕作に選ばれ、世界中の視聴者から期待が高まっているNetflix映画「戦と乱」は、倭乱が起きた混乱の時代を背景に、一緒に育った朝鮮最高の武臣家の息子ジョンリョ(パク・ジョンミン)と、彼の小間使いであるチョニョン(カン・ドンウォン)が宣祖(ソンジョ、チャ・スンウォン)の最側近武官と義兵として敵になって再会する物語を描く。

公開されたメイン予告編は、「王や奴婢が同じってことか」と厳格な身分制度を崩そうとする者たちに軽蔑の眼差しを向ける宣祖の冷たい表情が視線を奪う。賤民であることを理由に酷い辱めを受け、怒りをあらわにするチョニョンと、奴婢を足がかりにして立ち上がろうとするジョンリョの姿がコントラストをなし、幼い頃から友情を深めてきた二人も越えられなかった身分差を痛感させられる。

誰も避けられなかった戦争が朝鮮を襲うと、宣祖は民を捨て逃げ出し、民の悲痛な叫びと炎に包まれた景福宮(キョンボックン)の姿は、当時の混乱した時代を示す。戦争が勃発して7年後、チョニョンとジョンリョは義兵と王の最側近の武官となり、敵として再会することになる。

戦争で功績を立てれば免賤(賤民の身分から解放されること)を与えるという王の約束を信じて義兵となったチョニョンとボムドン(キム・シンロク)、両班(ヤンバン、朝鮮時代の貴族)出身の義兵長キム・ジャリョン(チン・ソンギュ)は敵軍と戦い、運命に立ち向かい始めるが、逆謀罪で処刑される危機に陥り、事態は収拾のつかない混乱に陥る。宣祖の最側近であるジョンリョは、王の言葉に逆らう者たちを殺害し始め、友人から敵となったチョニョンとジョンリョの対立はさらに深まっていく。

敵に恐怖を与える「清の剣神」と呼ばれるようになったチョニョンは、鬼の仮面をかぶった日本軍の先鋒、ケンシン(チョン・ソンイル)をはじめ、自分を反逆者にした者たちに対抗し、激しい戦争を繰り広げる。チョニョンは「このままでは生きていけない」と全力を尽くして刃を向け、チョニョンと対峙するジョンリョは「この賤しい奴を仲間にした自分が恨めしい?」と叫び、二人の歪んだ関係がどこまで続くのか視線を奪う。また「僕を反逆者にしたんだから、願い通りにしてやる」と強い意志を込めたチョニョンのセリフは、安寧を失った時代の中で彼がどのような選択をするのかさらなる関心を集める。

映画「戦と乱」は10月11日、Netflixで公開される。

おすすめテーマ

芸能の2024年10月02日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム