王将戦挑戦者決定リーグ 近藤七段が白星発進も反省の弁「途中から苦しくなった」

2024年10月02日 05:00

芸能

王将戦挑戦者決定リーグ 近藤七段が白星発進も反省の弁「途中から苦しくなった」
佐々木勇気八段に勝利し感想戦に臨む近藤誠也七段(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 将棋のALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグは1日、東京都渋谷区の将棋会館で1局を行い、後手の近藤誠也七段(28)が佐々木勇気八段(30)を136手で下した。リーグ成績は近藤1勝、佐々木1敗。
 戦型は角換わり。勝負手を連発した代償として中盤以降徐々に苦しくなった近藤に対し、佐々木は93手目4六角の好手を放つなどリードを広げた。

 終盤では佐々木が左辺から分厚い攻撃を展開したが、寄せに手間取る間に近藤が陣形を立て直し、鮮やかに逆転。

 白星発進を飾った近藤は「序盤は自分のやりたい形でできたが、途中から苦しくなった」と反省の弁を残した。

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