前田日明氏 相次ぐ自然災害に苦しむ能登半島の「現状」に憤り「馳は何をやってるの、馳は!」
2024年10月02日 18:37
芸能
冒頭から憤った表情の同氏は「どうしようもないっすね」と吐き捨てた。「地震で壊れたインフラのところに、線状降水帯になったら、洪水になるの目に見えるじゃないですか」と行政の見通しの甘さを指摘したうえで、「地震で生き残った人たちが今度は大雨降って洪水で死んでしまうって、ありえないでしょ」と声を荒げた。
そしてプロレス時代の「後輩」馳浩石川県知事にも鋭い舌鋒は向けられた。「馳は何をやってるの、馳は。何をやっているか、動向が全然分からない」と指摘し、「能登が過疎地域だからって政府が言ったときに、馳が怒って、マスコミとかもワーってやりながら、予算を出すために(政府に)ねじこまなきゃいけないじゃん。何のための政治なの?」と疑問を呈した。
現地では、地震で倒壊した建物がそのまま放置されている地域も少なくない。「アホかって。あんなの、とっとと取っ払って、道路も整備して」と続けた。
前田氏も1995年の参議院選挙前に自民党から誘われたそうで、「断ったんですよ、自分は。そしたら、馳にいったんですよ」と明かす。「日本は災害大国で、どこのどんな辺鄙なところで災害が起きても、日本人は速攻で直していたんですよ。過疎地域だからって予算を入れないなんて、異常なことですよ」とトーンを上げた。