藤井正弘の血統トピック
「内国産3代目サイヤ―」過去最多の7頭に
2024年06月26日 05:30
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父系別種牡馬数はヘイルトゥリーズン系20頭、ミスタープロスペクター系10頭、ノーザンダンサー系6頭。残る1頭は6年ぶりに復活したバイアリータークにさかのぼるトウルビヨン系で、その一方、ダート父系として失地回復を果たしたボールドルーラー系は7年ぶりに新規参入がなかった。
種牡馬単位の産駒数はルヴァンスレーヴが最多の149頭。サートゥルナーリアが142頭で続き、129頭のゴールドドリーム、105頭のモズアスコットまでが100頭の大台に達した。サートゥルナーリアを除く3頭は日本のダートG1ウイナーであることが特徴的で、ダート3冠を軸としたダートグレード体系の再編を血統マーケットが好感した形だ。また、かつては希少種というべき存在だった「内国産3代目サイヤー」はキングカメハメハの孫サートゥルナーリア、ステイゴールドの孫エポカドーロを筆頭に過去最多の7頭を数える。 (サラブレッド血統センター)