大谷翔平　5回3失点で降板、6勝目はお預け　今季初の中6日、初回は2ラン被弾も自ら17号同点2ラン

2023年06月10日 12:15

野球

大谷翔平　5回3失点で降板、6勝目はお預け　今季初の中6日、初回は2ラン被弾も自ら17号同点2ラン — ＜エンゼルス・マリナーズ＞力投する大谷（撮影・会津　智海） Photo By スポニチ

【ア・リーグエンゼルスーマリナーズ（ 2023年6月9日アナハイム）】エンゼルスの大谷翔平投手（28）は9日（日本時間10日）、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。5回3失点で降板した。

　今季初めて中6日で先発。初回は4番・ケレニックに2ランを被弾するなど3四球31球と制球に苦しんで荒れた立ち上がり。それでも2回は持ち直して三者凡退に抑えた。3回、先頭のロドリゲスに対し外角低め96・6マイル（約155.4キロ）で見逃し三振に仕留め、3年連続の100奪三振に到達した。

　2回から4回までは無失点。5回も2四死球と制球を乱し、3番・フランスに同点適時打を許した。

　打っては3回、2死一塁から、マリナーズ先発・カスティーヨのシンカーをとらえて中堅深くまで運んで17号同点2ラン。打球速度は112・9マイル（約181・6キロ）、飛距離は440フィート（約134・1メートル）、打球角度は30度だった。打線は3回にレンヒーフォの中前適時打で勝ち越した。

　今季は原則中5日で登板してきたが、指揮官は「ここで1日多い休み（Extra　Day　Off）を与えるのがいいと思った」と新提案。従来通りなら8日（日本時間9日）のカブス戦で鈴木との初対決が予想されていたが、3試合連続で白星のない現状を踏まえ疲労回復を優先した。

　これまでマリナーズ戦は通算7試合に先発し、5勝0敗、防御率1.64の好成績。4月5日に登板し、6回3安打1失点8三振の好投で今季初勝利を挙げている。