【大谷翔平と一問一答】登板日の打撃好調は「たまたま」 カブス誠也の“ケチ谷”発言には笑顔で反応

2023年06月10日 15:20

野球

【大谷翔平と一問一答】登板日の打撃好調は「たまたま」 カブス誠也の“ケチ谷”発言には笑顔で反応
<エンゼルス・マリナーズ>マリナーズに勝利しナインを迎える大谷(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は9日(日本時間10日)、「2番・投手兼DH」で先発し、投手では5回を投げて3安打3失点、6三振6四死球で勝敗は付かなかった。チームは5―4で勝って、5連勝。以下、試合後の一問一答。
 ーー今後スイーパーの調整には。
 「今日に関してはスイーパーだけじゃなくて、真っすぐ自体がよくないなというか初回から。今シーズンの中でも一番悪いんじゃいかなっていうくらいの出来だったので。逆に言えばそこで5回くらいは投げられた、3失点でなんとかチームが勝てたっていうところが少しは良いところかなと思います」

 ーー今季はピッチクロックにより投球間隔が昨季より短くなって、ここまでの疲労に影響は。
 「登板数的には多い方なので、去年、一昨年に比べて。そういう意味では、そう思う時もあるかなと思いますけど、そんなに気にはなっていないですし。ここまではいたって健康で来ているので、それを最後まで続けたいなっていうのが一番かなと思います」

 ーースイーパーについて。回転軸、回転効率などのデータを理解して、それをどう分析して、どう修正していくか。
 「結果的には形がどうかっていうのが、それが一番大事なところだと思うので。僕も打者やってますけど、例えば、チェンジアップ狙っている時のスライダーに対する反応だったりとか、真っすぐ狙っている時のスライダーに対する反応だったりとか、それだけでも違いますし。長いシーズンでどういうふうに打者がセットするかっていうのは、その時によって変わってくるので。一番、自分自身がやらなければいけないのは、どういう形で投げたいかを、今日終わって次の登板までにどうしたいかっていうのを、ブルペンなり、キャッチボールなりで調整していくっていうことなので。今の質問でいうと、どういう形で投げたいか、回転軸云々っていうのは、そうなって結果的にどう動くかっていう問題なので。一番はどういうふうな形で変化していくかっていうところかなと思います」

 ーーそれは体が思うように動かないことと連動するのか。
 「きょうに関して言うならそうですかね。今日に関してはスライダー云々というよりは全部悪かったなっていう感じかなと思います」

 ーーブルペンから調子が悪かったか。
 「きょうは全体的に体が動いていなかったなっていう印象でしたね」

 ーー登板日の時の打率が良い。
 「たまたまかなと、もちろん思います。DHはDHでもちろん難しいところがあったりするので、ピッチングはピッチングで投げるのに集中したりとか。状況に変えなきゃいけないところもあるので、そこの難しさもあると思います。数字に関してはたまたまかなと思います」

 ーーツーシームの割合が多くて、球速も遅かった。体の状態と連動していたか。
 「体が動いていなかったというのが一番。それしかないです」

ーー球速をあえて抑えたわけではなくでなかった。
 「99マイル(約159キロ)出ている球とかもあるので。全体的にヌルッとしていたピッチングだったかなと。印象的に」

 ーーカブスの鈴木選手と昨日まで3試合やって。
 「リーグが違うのであんまり試合ないですし、会うチャンスっていうのもないので。本人もケガでなかなかでれなかったりとか苦労もあったと思いますし、2人とも健康な状態で試合に出られるっていうのがまず一番お互いうれしいかなと思うので。僕自身もそうですし、誠也もここからケガなくシーズンをまず走り抜けてほしいなと思います」

 ーー鈴木選手は打撃を教えてもらえないので“ケチ谷”って呼んでますと話していた。
 「初めて聞きました(笑)。まあ、言われましたけど。僕も教えられるようなバッティングをしていないので。お互い頑張りたいなと思います」

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