43歳ヤクルト石川が6回途中無失点の快投 交流戦単独最多28勝目の権利を得て救援陣にバトン

2023年06月10日 15:58

野球

43歳ヤクルト石川が6回途中無失点の快投 交流戦単独最多28勝目の権利を得て救援陣にバトン
<西・ヤ>ヤクルト先発・石川(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 【交流戦   ヤクルト―西武 ( 2023年6月10日    ベルーナD )】 ヤクルト・石川雅規投手(43)が10日の西武戦(ベルーナドーム)に先発し、5回2/3を3安打無失点で降板した。
 初回はわずか10球で3者凡退。先頭の源田の打球を左翼の青木がスライディングキャッチを見せるなど、バックも盛り立てた。2回は先頭の渡部に二塁打されたが、川越を外角低めの131キロ直球で見逃し三振。渡部の盗塁死もあって無失点で切り抜けた。

 打線が4回に中村の適時打で先制。リードを奪っても、石川の投球に変化はなかった。5回1死二塁にピンチでは、平沼の一塁線の打球に対し、オスナがイレギュラーバウンドをうまくさばいてアウトに。2死三塁からは古賀を空振り三振に打ち取った。6回2死から外崎に左前打されたところで、2番手の大西と交代したが、5回2/3を74球で乗り切る好投だった。大西はキッチリ後続を抑えた。

 交流戦は歴代最多タイの27勝。9日にソフトバンク・和田が勝利投手となり、歴代勝利数で並ばれた。再び単独1位に立てるか注目された一戦で、ベテランらしい投球をみせた。

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