巨人・岡本和、交流戦MVP 本塁打&打点2冠、打率2位で文句なし 会見場到着即「よっしゃ!」

2023年06月23日 05:30

野球

巨人・岡本和、交流戦MVP 本塁打&打点2冠、打率2位で文句なし 会見場到着即「よっしゃ!」
ポーズをとる岡本和(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 「日本生命セ・パ交流戦」の表彰選手が22日に発表され、巨人の岡本和真内野手(26)が最優秀選手(MVP)に輝いた。賞金200万円が贈られる。きょう23日から広島3連戦(マツダ)に臨み、5・5ゲーム差の首位・阪神追い上げへ弾みをつける。また、優秀選手賞(賞金100万円)はセが12球団最多27安打を放ったDeNA・牧秀悟内野手(25)、パは首位打者となったソフトバンク・近藤健介外野手(29)が選ばれた。
 優勝こそ逃したが、最優秀選手はこの男しかいなかった。会見場に現れた岡本和は開口一番「よっしゃ!」と喜びを表現。「最優秀選手賞に選んでいただいてうれしい」と笑った。

 パ・リーグ球団を相手に圧倒的な勝負強さを見せつけた。8本塁打、19打点で2冠。打率も2位の・383をマークした。8本の殊勲安打のうち、6本が決勝打。11勝の半分以上を自らのバットで決めた主砲に原監督も「まさに堂々たる、じゃないでしょうか。守っても良かったし、もちろんバッティングもね」と褒め称えた。

 岡本ワールド全開の会見だった。交流戦イメージキャラクター・セカパカくんの名前を挙げ「セカパカクッションが凄く欲しかったので、それが一番うれしい」とニヤリ。残念ながら賞品としては用意されていないが、賞金200万円の使い道について聞かれると「セカパカクッションをもらえると信じて…」と異例のおねだりで会見場を和ませた。

 交流戦を貯金4で終えたチームは、きょう23日から4位・広島と3連戦。岡本和は今季敵地で打率・583を誇る一方、同カード9試合で本塁打がない。3勝6敗と負け越しているだけに、「大事な試合が続く。しっかりと一試合一試合、勝っていけるように頑張りたい」と気を引き締めた。3年ぶりのV奪回へ、頼れる主砲が再びチームを加速させる。(花里 雄太)

おすすめテーマ

2023年06月23日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム