【一問一答】左肩手術などの阪神・高橋が練習再開「投げているところを見せられるように頑張る」

2023年06月23日 15:22

野球

【一問一答】左肩手術などの阪神・高橋が練習再開「投げているところを見せられるように頑張る」
装具を左腕に付け、グラウンドを歩く阪神・高橋 (撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 左肩などの手術を受けた阪神・高橋遥人投手(27)が23日、西宮・鳴尾浜で屋外でのトレーニングを再開した。愛知県内の病院で「左尺骨短縮術」および「左肩関節鏡視下クリーニング術」を終え、16日に退院。この日は左手首を固定したままウオーキングに取り組んだ。
 高橋は昨年4月18日の左肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)からのリハビリ中で、今季後半の復帰を目指していた。2月の春季キャンプで投球練習を再開していたが、4月の時点ではノースロー調整まで後退。今回は不調だった左肩とともに手首付近の「尺骨」にもメスを入れた。21年11月の左肘のクリーニング術も含めて3年連続の手術からのリハビリがスタート。今季中の復帰は絶望的だが「ファンの方にも申し訳ないけど、投げているところを見せられるように頑張る」と復帰への決意を語った。

 ――ファンも手術のニュースに驚いている。
 「もう3回目なんでね。痛くて(状態を)上げられなかったんで、いろいろと検査もした上で。痛いとき、(状態が)上がらないときはきつかったけど。次があったんで、(手術などの)処置があったんで。気持ちは一度落ちたけど元気です」

 ――いつごろ痛みは。
 「ちょくちょくあったんですけど、キャンプ中どうしても上がってこなくて。自分の中で肘的にはトミー・ジョン(手術)の方はいい感じで、これは早くに投げられるなと思っていたけど、見ていて分かるように投げられなくなってからですね」

 ――どんな手術を。
 「肩のクリーニングと手首の尺骨短縮術。尺骨を短くした。制限あるので固定して、次は伸ばしていく。動かしてはいけない角度もあるので、日常生活は右で。それはトミー・ジョンでもう慣れているんで」

 ――リハビリで復帰を目指す。
 「それしかないんで。これだけリハビリが長いと、いろんな人に助けてもらっている。そこで自分が(気持ち的に)落ちていてはだめ。上がらないときはきついけど、日に日に良くなっているんで、落ちる必要性がない。治らせるしかない。周りでもあまりやってない手術だけど、よくなると思ってやっていくだけ」

 ――ウオーキングも再開した。
 「きのうまでは包帯もしていたけど、ひとつ上げようと。ちょっとずつやれることが増えてきて、まだ歩くだけだけど」

 ――左手首の固定はいつまで。
 「1カ月くらいですね。1カ月半くらいか。ジョギングとかも状態見てちょっとずつ。ウエートも持てないんで、足の方だけかな。あとは自重で」

 ――屋外で動いてみて。
 「外はやっぱりいいですね。入院もしてたんで」

 ――期待していたファンに。
 「また投げられるように頑張っていくしかない。投げているところを自分も見せたい。(手術したのは)仕方ないけど、今は申し訳ない。それしかない。長引いているので。もう(手術は)ないかなと思うし、次は投げているところを見せられるように頑張りたい」

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