大阪公立大・正中 NPB11球団の前で5回零封「もっと球速上げないと…」6奪三振も慢心なし

2023年06月23日 20:09

野球

大阪公立大・正中 NPB11球団の前で5回零封「もっと球速上げないと…」6奪三振も慢心なし
先発し5回を無失点に抑えた近畿学生野球連盟・正中敦士(大阪公立大・4年) Photo By スポニチ
 【第30回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦   近畿学生野球連盟選抜11―0阪神大学野球連盟選抜 ( 2023年6月23日    わかさスタジアム京都 )】 近畿学生野球連盟選抜の先発・正中敦士(大阪公立大・4年)が5回2安打無失点と力投した。
 プロ注目の最速144キロ右腕で、NPB11球団のスカウトの前でアピールを期す登板だった。初回1死二塁から2者連続三振を奪って波に乗った。持ち前の制球力を武器に計6三振を奪った。

 「オールスターの1戦目。初戦を任されたのでしっかり投げようと思って投げました」 

 今春のリーグ戦では無傷の6戦6勝で、防御率1・29と圧倒してリーグ優勝に貢献した。そして、満を持して臨んだ全日本大学選手権。初戦の環太平洋大戦で先発登板するも、7回4失点で敗戦投手になった。

 「決勝を投げる投手は150キロを超えてくる。自分は平均で140キロ前後。もっと球速帯を上げないと、上のステージでは見てもらえない」

 全国大会から宿題を持ち帰って目指す大卒でのプロ入り。「球の力強さと球速が増したところをアピールしたい」と先を見据えた。

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