オリックス、山本由伸で首位陥落…鷹キラーがまさかの6回4失点、連続QSも19でストップ

2023年06月23日 20:55

野球

オリックス、山本由伸で首位陥落…鷹キラーがまさかの6回4失点、連続QSも19でストップ
6回を投げ終えグラブを叩くオリックス・山本(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【オリックスーソフトバンク ( 2023年6月23日    ペイペイD )】 オリックスが絶対エース、山本由伸投手を先発に立てたソフトバンクとの首位攻防第1ラウンドに敗れ、首位から陥落した。山本は6回8安打4失点で今季3敗目(6勝)。連続クオリティースタート(QS=6回以上、自責3点以下)も19試合でストップした。QSに失敗したのは昨年7月16日の楽天戦以来。昨年から続いていた右腕のソフトバンク戦連勝も5でとまった。
 オリックスは森の11号ソロで幸先よく初回に1点を先制。援護をもらった由伸だったが、初回2死二塁で柳田を2球で追い込みながらも、粘られ10球目のカーブを中前適時打とされた。初回はこの1失点でしのいだが、35球を要した。

 2回には中村晃と牧原大に連続適時打を浴び、近藤にも犠飛を許した。3回は無失点に抑えたが、序盤2イニングで58球を投げ4失点。ボールを見極めてコンパクトに振るソフトバンク打線に、いつも以上に球数を投げさせられる格好になった。

 3回は8球、4回は10球、5回は13球で零封し本来のリズムを戻し、100試合連続の先発5イニング以上投球を達成したが、表情は硬かった。山本は「3回からはバックの守備にも助けてもらいながらなんとか粘り強く投げることができたと思いますが、立ち上がりのところを反省しなければ。何とか粘りたかったですし、悔しいです」とコメントした。

 打線も相手先発の有原を打ち崩せず、交流戦明け黒星スタート。チームの連勝も4で止まった。

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