DeNA今永「この試合の意味を分かってた」 気迫の126球完投で本拠8連勝「球団史上初まで頑張る」

2023年06月23日 21:47

野球

DeNA今永「この試合の意味を分かってた」 気迫の126球完投で本拠8連勝「球団史上初まで頑張る」
<D・神>インタビューを終えタオルを掲げる今永(左)と牧(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   DeNA3―1阪神 ( 2023年6月23日    横浜 )】 DeNAの今永昇太投手(29)がリーグ戦再開となる23日の阪神戦(横浜)に9回126球1失点と今季2度目の完投勝利で5勝目。球団史上3人目となる横浜スタジアム8連勝を飾り「球団史上初のところまでいけるように頑張ります」と話した。
 今永は試合後のヒーローインタビューで「最後の1点は余分でしたけど、何とかチームが勝てて安心してます」とコメント。今季初完封は逃したが「正直(完封の)意識はなかったですね。2点取られても最後1点勝ってればいいやという気持ちでマウンドに上がったんで、戸柱さんには完封させられなくてゴメンなって言われたんですが、僕も構えたミットから外れてしまったので申し訳ないですね」と反省した。

 前回の阪神戦では4回5失点と崩れ初黒星を喫しただけに「前回やられている相手でしたしたけど、今日は甲子園ではなくバックにこの大声援があるんで、これを受けて投げようと思いました」とコメント。「皆さんの(声援が)その借りを返してくれたと思います。ありがとう」と感謝した。

 これで今永は昨年8月2日広島戦からシーズンをまたいで8連勝。横浜スタジアムでの8連勝は83年に8連勝、84、85年に10連勝した遠藤一彦、94~96年に8連勝した佐々木主浩に次ぐ球団史上3人目の快挙だと聞かされると「球団史上初のところまでいけるように頑張ります」と宣言。遠藤一彦超えとなる本拠11連勝を誓った。

 さらにこの日は初回のピンチを無失点で切り抜け吠えるなど、126球の熱投を披露し「この試合の意味を自分としては分かっているつもりだったので、ここで点を取られるわけにはいかないと思って、結果的にアウトを取れて良かったです」と話した。

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