阪神“シン・森下”で故郷凱旋や 「何か変えないと」フォーム改造!高校時代の“庭”ハマスタで躍動だ

2023年06月23日 05:15

野球

阪神“シン・森下”で故郷凱旋や 「何か変えないと」フォーム改造!高校時代の“庭”ハマスタで躍動だ
阪神・森下の4月の構え Photo By スポニチ
 「シン・森下」で故郷凱旋だ。23日のDeNA戦に「6番・右翼」でスタメン出場予定の阪神・森下が、新スタイルでの本領発揮に照準を合わせた。
 「1軍を経験して何か変えないと、今のままではダメだと思ったので…。(ファームで新しいことに取り組んで)しっくりくるものが出てきたので、そこを固定してやっている形です」

 2度の出場選手登録抹消を経て、3度目の1軍昇格。2軍では1軍レベルの投手が投じる速球に振り負けないよう、打撃フォームを改造した。(1)寝かせていたバットを立てることで「無駄のない動きの中でアジャストまでいけている」(2)テイクバックも最小限にして「バットを置いた状態で振り出すことを意識」――。新スタイルに生まれ変わり、進化も遂げた。

 それを証言するのは岡田監督だ。1安打2打点だった20日のウエスタン・オリックス戦は、鳴尾浜に足を運んで直接視察。21日の同戦での2安打も映像でチェックした。中でも21日に内角直球を左前打した1本に目を見張り「引っ張れる球を引っ張れている。今回が一番ええんちゃうか」と太鼓判を押した。

 復帰の舞台となるのは、東海大相模高時代から慣れ親しみ、今年3月14日のオープン戦では左腕・石川から2ランも放った横浜スタジアム。今回の相手は侍ジャパン先発陣の一角を担った難敵・今永だが、気後れもない。「簡単に打たせてもらえないですが、データなりを見て球種を絞った中で1球で仕留められるように。好投手から1本打てば自信にもなるし、きっかけにもしたい」と闘志満々。故郷でのプロ初本塁打にも期待がかかる。(畑野 理之)

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