松坂大輔氏が選んだ横浜高OBベストナイン 「右の代打」は後藤ではなく… 悩みに悩みまくった選出

2023年06月23日 23:00

野球

松坂大輔氏が選んだ横浜高OBベストナイン 「右の代打」は後藤ではなく… 悩みに悩みまくった選出
松坂大輔氏 Photo By スポニチ
 西武やレッドソックスなどで活躍し日米通算170勝を挙げた松坂大輔氏(42)が23日、自身のYouTube「松坂大輔official YouTube」を更新。横浜高出身選手でベストナインを選ぶ企画で、前回の外野手3人に続き内野手、DH、左右の代打を選出した。
 松坂氏も1998年の甲子園で春夏連覇を達成するなど、春夏通算5度の優勝を誇る横浜高校。松坂氏が選ぶ横浜高OBベストナインとして、「つながりがあるからしんどい…先輩にも後輩にも気を使いますね」と苦笑いを浮かべ、苦しみながらも数多くのOBの中から内野手、DH、左右の代打を選んだ。

 まずは遊撃手。「僕の高校時代からのイメージですかね…阿部さんで」と阿部正宏氏(近鉄ーオリックスー西武)の名を挙げた。大きな選出理由としては「練習からエラーしているのをほぼ見たことなかったです」と堅実な守備の印象を語った。

 続いて二塁手は石川雄洋氏と倉本寿彦氏(ともにDeNA)の2選手で悩んだ松坂氏。「2人ともベイスターズで中心選手としても活躍していましたし」と振り返り、最終的に苦渋の決断で「石川選手にしましょう」と決断。理由とは「打力と足ですね」と自信を納得させるかのように何度もうなずいた。

 どのポジションも悩みが尽きない松坂氏は「ああムズイ!その選手その選手の最高の成績を並べたら、かなりいい打線になるなあ~」と改めて母校の凄さを実感した様子。ユーティリティーな選手も多く難航を極めたが、捕手は近藤健介氏(日本ハムーソフトバンク)、三塁手は福田永将氏(中日)、一塁手は最終的に5年連続フル出場という点が大きな選考理由となり愛甲猛氏(ロッテー中日)、DH部門は打率の高さで斉藤宜之氏(巨人)と選考が進んだ。

 そして最後に代打部門となり、各ポジションで迷いに迷ってきた中で左右一人ずつ選ぶことに。そして左の代打には二塁手部門で次点だった倉本寿彦氏を選択。右の代打は小池正晃氏(横浜―中日―DeNA)を選んだ。ようやく松坂氏とともに汗を流した同級生が登場。同じく同級生の後藤武敏氏も候補に挙がったが「(出場)試合数が多くないんですよね…(入れたいけど)キリがなくなっちゃうんで、右の代打は小池選手ですね」と断を下した。小池氏については冒頭から「僕の中では右の代打的なところで頭の中にはあった。小技もできるし一発も打てるというんですかね。チームにとっては非常に重宝する選手だったと思いますね」と熱弁。ここまで遠慮もあってか同級生が選出されなかったが、やはり思い入れの強さを垣間見ることができた。

 「いや~、(学校関係者やOBにはこのYouTubeを)見ていないでほしいですね~」と苦笑いを浮かべた松坂氏が、いよいよ自身も含めた注目の投手部門の選考に入る。

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