【大谷と一問一答】球宴本塁打競争参加「爪の感じで分からなくなっている」次回登板への影響は

2023年06月28日 14:43

野球

【大谷と一問一答】球宴本塁打競争参加「爪の感じで分からなくなっている」次回登板への影響は
<エンゼルス・ホワイトソックス>初回、大谷は先制ソロを放つ(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が27日(日本時間28日)、本拠地アナハイムでのホワイトソックス戦に「2番・投手兼DH」の二刀流で今季16度目の先発登板。初回の第1打席に2試合連続本塁打となる両リーグ単独トップの先制27号ソロ、7回の第4打席には1試合2本塁打となる28号アーチを放った。二刀流での2本塁打は初めて。投げてはツメが割れるアクシデントに見舞われながら7回途中10奪三振1失点で7勝目を挙げた。チームは4―2で勝利して2連勝となった。
 試合後の大谷との一問一答は以下の通り。

 ――投打でベストの状態か。
 「打撃面はそうですね、いい状態、ベストに近いんじゃないかなと思います」。

 ――爪が割れたのはいつ頃から。
 「最初からちょっと割れてはいたので、それが悪化したっていう感じですね」 

 ――次回の登板に影響は。
 「まだどこで行くか話していないというか、分からないので、普段通り行きたいなとは思ってますし、無理しない段階で話して、代わった感じなので、自分としてはいつでも行きたいなと思ってます」 

 ――登板時に1試合2発は自身初。
 「いいタイミングで打てたので、その後も追加点、大きかったですし、いい流れになったかなと思います」

 ――通訳の水原さんが兜をかぶってポーズ。それは見たか。
 「さっき、なんかやっていたので、それでは見ましたね。ちゃんとかぶっていなかったので、ノリが悪いなと(笑い)。フフ」

 ――オールスター出場は決まったが、ホームランダービーはどうするか。
 「次の登板がちょっとまだ、爪の感じで分からなくなっているので、スケジュールはまだ確認出来ていないかなと思います」

 ――ちょうど折り返し地点。チーム、個人として。
 「いい位置につけていると思うので、もっともっといい流れで、前半オールスター前、昨日、今日といい戦いが出来ているので、もっともっといい順位をキープしながら、前半戦を終えられれば、十分いけるんじゃないかなと思います」

 ――MVPコールが響いている。
 「21年もしてもらったので、いつされても気分いいものですし、それだけ応援してもらっているというのは、すごいありがたいなと思います」

 ――悔しい降板、その直後の本塁打。
 「本来なら投げ切りたかったところではありましたけど、中継ぎも頑張ってくれて抑えてもらって、なんとかリードした形で次の回を迎えられたので、そこでいい形で追加点とって、いい攻撃だったなと思います」

 ――喜びは。
 「良かったです。タイミングも良かったですし、バッティングの形としても申し分ない感じではあったので、明日に向けてまたいい打席になったと思います」

 ――1本目に兜を被らなかった理由は。
 「1死だったので次のイニングの準備のためですね」

 ――いい戦いができていると言っていたが、チーム状況の良さもパフォーマンスに好影響を与えているか。
 「それはあるんじゃないですかね。みんな雰囲気もいいですし、ゲームを勝ちにいく気持ち、負け越しているよりはいい状態、いい位置につけている方がオフェンスもディフェンスもいい形でみんな試合に望まているんじゃないかと思います。個人的にもこの位置にいた方が負け越しより気持ちも入るんじゃないかと思います」

 ――配球の読みもさえているか。
 「読みというよりいい軌道で振れているなというのが一番じゃないかと。遅れてても多少泳いでもいい軌道で振れている分、しっかりコンタクトできることじゃないかなと思います」

 ――爪の状態で配球は変わったりしたか。
 「基本的にはプランを試合前に立てた通りに行きましたし、その通りにできていたので、最後の方は抑えが効かなくてフォアボールを出す抜ける球が多かったので、これは迷惑かかるなという感じでした」

 ――昨年、逆方向のスピンがあればもっと数字を伸ばせたとも言っていたが、技術の上積みはどの部分があって、今日の本塁打につながっているか。
 「一番は軌道じゃないかなと思うので、自分の理想の軌道で振れているときは、右ピッチャーも左ピッチャーも関係なく、球種も関係なく、長い間、コンタクトできる準備が出来ている分、詰まっても泳いでも、しっかり振れる準備が出来ているんじゃないかなと思います」

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