広島・床田7回2失点も7勝目お預け 8戦連続QSマーク 防御率リーグ1位はキープ

2023年06月28日 05:00

野球

広島・床田7回2失点も7勝目お預け 8戦連続QSマーク 防御率リーグ1位はキープ
力投する先発の床田(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島3ー2DeNA ( 2023年6月27日    マツダ )】 広島の先発・床田は7勝目こそお預けとなったが、7回9安打2失点と粘りの投球が光った。「調子はそんなに悪くはなかった。中軸に得点圏で回さないようというのは意識していた」。初回に佐野に先制の二塁適時内野安打を許し、1―1の6回には1死一、三塁から戸柱の内野ゴロの間に2点目を奪われた。それでも、最少点差で踏ん張って打線の奮起を呼んだ。
 7回1死一、二塁の場面では牧を内角147キロ直球で鈍い遊直、次打者の宮崎も二飛に仕留めた。丁寧に内外角を突き、前カードの阪神3連戦で3連勝に導いた強力打線の中軸に決定的な仕事をさせず「大きかった」と振り返った。8戦連続クオリティースタート(6回以上自責3以下)と安定感抜群。防御率は前日までの1・69から1・77へとわずかに悪化したものの、リーグトップを守った。

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