大谷翔平 1試合2発の打撃を自己分析「自分の理想の軌道で振れている時は…」

2023年06月28日 15:10

野球

大谷翔平 1試合2発の打撃を自己分析「自分の理想の軌道で振れている時は…」
<エンゼルス・ホワイトソックス>初回、大谷は先制ソロを放つ(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルス4―2ホワイトソックス ( 2023年6月27日    アナハイム )】 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が27日(日本時間28日)、本拠地アナハイムでのホワイトソックス戦に「2番・投手兼DH」の二刀流で今季16度目の先発登板。初回の第1打席に2試合連続本塁打となる両リーグ単独トップの先制27号ソロ、7回の第4打席には1試合2本塁打となる28号アーチを放った。二刀流での2本塁打は初めて。投げてはツメが割れるアクシデントに見舞われながら7回途中10奪三振1失点で7勝目を挙げた。チームは4―2で勝利して2連勝となった。大谷の通算の打撃成績は、79試合で306打数93安打、28本塁打、64打点、打率・304、11盗塁、投手成績は16試合で7勝3敗、防御率3・02となった。
 先発投手の複数本塁打は、2019年4月2日にダイヤモンドバックスのグリンキーがパドレス戦で2本塁打して以来4年ぶり。ア・リーグでは、1971年9月2日にレッドソックスのソニー・シーバートがオリオールズ戦で記録して以来52年ぶり。

 試合後、大谷は登板時の1試合2発は自身初となったことに「いいタイミングで打てたので、その後も追加点、大きかったですし、いい流れになったかなと思います」とし、「良かったです。タイミングも良かったですし、バッティングの形としても申し分ない感じではあったので、明日に向けてまたいい打席になったと思います」と話した。
 
 また、現在の打撃の調子については「いい状態、ベストに近いんじゃないかなと思います」と言い、技術面での今年の上積みについて「1番は軌道じゃないかなと思うので、自分の理想の軌道で振れている時は、右ピッチャーも左ピッチャーも関係なく、球種も関係なく、長い間、コンタクトできる準備が出来ている分、詰まっても泳いでも、しっかり振れる準備が出来ているんじゃないかなと思います」と分析していた。

おすすめテーマ

2023年06月28日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム