オリックス「柔の宮城」が「剛の朗希」に初めて“投げ勝った” 88キロスローカーブで幻惑8回無失点

2023年06月28日 05:00

野球

オリックス「柔の宮城」が「剛の朗希」に初めて“投げ勝った” 88キロスローカーブで幻惑8回無失点
8回を抑えグラブを叩く宮城(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス2ー1ロッテ ( 2023年6月27日    京セラD )】 白星は霧散してもオリックス・宮城は被安打3で8回を零封し、7回1失点だった佐々木朗に初めて“投げ勝った”。3回1死では88キロのスローカーブで藤原を二ゴロ。この日最速164キロの好敵手に緩急自在の投球で対抗し実力を見せつけた。
 「佐々木朗希(に勝った)というよりは、自分自身いいピッチングができて、結局、チームとして勝利だったので、良かったなと思います」

 高校日本代表で同僚になり、3月のWBCでは侍ジャパンで共に世界と戦った。プライベートでも連絡を取り合う親友。過去2度の投げ合いではいずれも黒星がつき、佐々木朗が白星をつかんでいた。1―0の9回に守護神・平野佳が失点してリーグ単独トップの7勝目は逃しても文句なしの内容。対決前には「盗めるところは盗みたい」と意欲を見せていたことに「自分のことで精いっぱいでした」と笑った。

 「剛の佐々木朗」と「柔の宮城」。タイプこそ違えど、同じ21歳の両腕のライバル対決は今後も注目必至だ。

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