ヤクルト・村上 3冠翌年初の球宴不出場か 監督選抜でも選出されず

2023年07月06日 05:30

野球

ヤクルト・村上 3冠翌年初の球宴不出場か 監督選抜でも選出されず
ヤクルトの村上(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 「マイナビオールスターゲーム2023」の監督選抜選手が5日に発表され、既にファン投票と選手間投票で出場が決まっていた選手に加え、昨オフの現役ドラフトで移籍した阪神・大竹耕太郎投手(28)や中日・細川成也外野手(24)が初選出されるなど、27選手が新たに選ばれた。昨年、史上最年少で3冠王に輝いたヤクルト・村上宗隆内野手(23)は監督選抜でも選出されなかった。14日に両リーグの最後の1人を決める「プラスワン投票」の結果が発表され、全出場選手が出そろう。
 ヤクルトの村上の球宴出場が危機的な状況となった。昨年まで3回連続でファン投票で選出されていたが、今年は三塁手部門4位。選手間投票、監督選抜でも選ばれなかった。3冠王に輝いた選手が翌年不選出となれば初めてだ。

 昨年は日本選手最多56本塁打を放ち、史上最年少の3冠王に輝いた。球宴のファン投票ではセ・リーグの最多得票を獲得し、第2戦で2安打して敢闘選手賞とマイナビ賞を受賞した。今季は開幕から不調で4日終了時点で打率・234、12本塁打、38打点は、3部門ともトップに大きく水をあけられている。

 出場を熱望していたDeNA・バウアーや、いずれもリーグトップ7勝のオリックス・山本、6勝の宮城らも選出されなかった。全パを率いるオリックス・中嶋監督は自軍の山本、宮城らWBC組を一人も選ばなかったことには「早くから仕上げてきた選手は休養してもらった方がいい。彼らもロボットじゃない」と苦渋の決断。14日発表の「プラスワン投票」が出場のラストチャンスになる。

 ▽プラスワン投票要項 未選出選手の中から、セ、パの得票数が最も多かった1選手ずつ計2選手を再びファン投票で選ぶ。6~12日にNPB公式サイトとSmartNewsアプリ内で実施。4日までに1軍で、投手では5試合以上登板または10投球回以上、野手では10試合以上出場または20打席以上の選手が対象。14日の午後4時に選出選手が発表される。

 ▽ホームランダービーファン投票要項 6~12日にNPB公式サイトで受け付ける。出場人数はセ、パ共に4人ずつ。投票対象は球宴に出場し、4日までに本塁打を7本以上か、昨年15本以上打っている選手。結果は14日の午後4時に発表。1日1回のみ投票可能で、資格を有するセ、パの各4選手に投票できる。

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