ソフト板東 社会人時代に磨かれたマウンドでの“無表情”

2023年07月06日 07:00

野球

ソフト板東 社会人時代に磨かれたマウンドでの“無表情”
<ソ・日>笑顔でヒーローインタビューを受ける板東(撮影・岡田 丈靖)
 【パ・リーグ   ソフトバンク5ー1日本ハム ( 2023年7月5日    ペイペイD )】 流し目で打者を見て、投げる。歌舞伎役者のように二枚目のソフトバンク・板東は、打たれても抑えても表情が変わらない。感情が全く読めないのだ。今季初先発は6月15日の神宮球場。大雨だったが、荒天が苦痛かどうかも分からない。マウンドでの“無表情”に関して、聞いてみた。
 「顔に出すと野手の方にも影響が出る。意外と(感情は)出てますよ」。1球で明暗が分かれることの多い社会人野球。所属したJR東日本で、ポーカーフェースは磨かれて、本格化したという。

 ただ、藤本監督には心の内を見透かされていた。「ああ見えて実は相当、負けん気は強いんよ」。その表情は解読が難解で奥が深い。心の内を探るのが、楽しい27歳である。

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