西武・中村剛也が激走勝ち越し生還!岸の左前打で二塁から滑り込み リクエストも判定覆らず拍手

2023年07月06日 21:05

野球

西武・中村剛也が激走勝ち越し生還!岸の左前打で二塁から滑り込み リクエストも判定覆らず拍手
<ロ・西>7回2死一、二塁から岸の左前打で二塁から生還する中村。捕手・田村(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武ーロッテ ( 2023年7月6日    東京ドーム )】 史上56人目の2000試合出場を達成した西武・中村剛也内野手(39)が同点の7回に岸の左前打で二塁から激走。勝ち越し生還を決めた。
 「4番・DH」でスタメン出場した中村は、初回の第1打席は四球、3回の第2打席は二ゴロ、5回の第3打席は死球。5回終了時に史上56人目の2000試合出場達成の記念ボードを贈られ、仲間と球場の祝福の声に頭を下げ応えた。

 そして4ー4の7回だった。先頭の源田は空振り三振、鈴木が二ゴロで2死となったが、中村が相手3番手・西村の148キロ外角低めの直球を逆らわず捉え、右翼フェンス直撃の二塁打で出塁。マキノン四球後に岸が左前打を放ち、二走・中村は一気に本塁にスライディングで突入。際どいタイミングだったがセーフの判定。吉井監督がリクエストを要求も判定は覆らず。39歳・中村の激走生還で勝ち越しに成功した。リプレー検証の結果を見届けた中村はベンチで表情を変えず小さく拍手をしていた。

 自らの2000試合出場達成を祝う激走。大阪桐蔭から01年ドラフト2位で入団。入団2年目の03年にプロ初出場し、05年に22本塁打を放って1軍定着すると「おかわり君」の愛称で親しまれ、08年に46発で初の本塁打王を獲得するなど本塁打を量産。ここまで放っている通算462本塁打は現役最多。プロ22年目での大台到達となった。

 同じ西武で同期入団の栗山も2000試合出場を達成しており、同一チームの同期入団の2人が同一チームのままともに2000試合出場を達成するのは史上初となった。
 

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