阪神・中野 2試合ぶり2番先発でチーム唯一のマルチ 岡田監督は継続明言「定位置の方がええわ」

2023年07月06日 05:15

野球

阪神・中野 2試合ぶり2番先発でチーム唯一のマルチ 岡田監督は継続明言「定位置の方がええわ」
<広・神>3回無死一塁、中野は中前打を放ちマルチ安打とする(投手・森下)(撮影・大森 寛明)
 【セ・リーグ   阪神2ー0広島 ( 2023年7月5日    マツダ )】 投の「鯉キラー」が阪神・大竹なら、打は中野だ。2試合ぶりに2番で先発出場。慣れ親しんだ“定位置”で2戦連続のマルチ安打。チーム唯一の2安打で存在感を発揮した。
 「1番だから、2番だからといって自分のバッティングを変えるということはやっていなかった。いつも通りのバッティングをした結果がヒットにつながったかなと思います」

 初回に島田の先頭打者弾が飛び出した直後の打席だった。1ボール2ストライクからの4球目。チェンジアップを捉えた一打は6戦連続安打となる左前打だ。3回無死一塁からの第2打席でも快音。2球で追い込まれながらも3球目の直球を中前に運んだ。今季の広島戦は全11試合で安打を記録。対戦成績はカード別最高の打率・395(43打数17安打)を誇っている。

 「島田さんとも去年は1、2番を組んでいたので、どういうバッティングスタイルとかは頭に入っています」

 近本の離脱を受けて4日の広島戦では今季2度目の1番。この夜は今季初めて島田との1、2番コンビを結成も本来の姿が変わることはなかった。「(昨夜も打撃の)内容が良かったからね。あまり打順をいじるのも嫌だからな。木浪も(8番の)定位置の方がええわ。中野もそう」。岡田監督は今後の2番継続を明言。打撃好調の“つなぎ役”が虎打線をけん引する。 (山本 浩之)

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