【広島・野村と一問一答】今季初勝利に「きょうはどうしても勝ちたかった」西日本豪雨への思いも

2023年07月06日 21:20

野球

【広島・野村と一問一答】今季初勝利に「きょうはどうしても勝ちたかった」西日本豪雨への思いも
<広・神>新井監督(左)に肩をたたかれる野村(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島4-0阪神 ( 2023年7月6日    マツダ )】 広島が6日の阪神戦に勝利し、今カードの勝ち越しを決めた。首位・阪神とは再び2・5ゲーム差に接近。立役者は何と言っても、先発の野村祐輔投手(34)だ。
 阪神・村上との投げ合いで、負けず劣らずの安定感。6回まで阪神打線を散発3安打に抑え、先頭打者は一度も出さなかった。無四球投球でリズムを呼び込み、チームも完封リレーに。阪神に4連敗中だった野村は、18年6月23日以来、1839日ぶりとなる阪神戦勝利となり、通算80勝にも到達した。

 試合後は先制弾を放った小園と2人でお立ち台に呼ばれた。以下、野村と一問一答。

 ―首位・阪神戦にどんな対策でマウンドへ。
 「まずは自分の投球ができるように、との思いで、マウンドに上がりました」

 ―その通り、コーナーを突く素晴らしい内容だった。
 「打たせる投球ができて、バックに守ってもらって、本当によかったと思います」

 ―守りのリズムも良く、投球テンポも良かった。
 「四球もなく、打たせることができて、よかったと思います」

 ―2回に小園が先制弾。
 「完璧でした」

 ―6回は上位打線を抑えた。
 「ランナーを出したくなかったので、思い切り腕を振りました」

 ―リリーフ陣もつないで、完封リレーに。
 「本当にきょうはどうしても勝ちたかったので、勝ててよかったです」

 ―5年前の7月6日は西日本豪雨で甚大な被害が出た。特別な日のマウンドだったが、広島に対する思いは。
 「僕自身、広島で育ててもらったと思っています。これからも長く広島で頑張りたいと思っています。野球ができることに感謝をして、本当に頑張っていきます」

 ―首位に勝ち越した。
 「これからも選手一丸となって頑張っていきます。また応援よろしくお願いします」

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