ヤクルト石川 2年ぶり救援で5回自責0の快投も 守備に足引っ張られプロ22年目で初の救援黒星

2023年07月06日 20:54

野球

ヤクルト石川 2年ぶり救援で5回自責0の快投も 守備に足引っ張られプロ22年目で初の救援黒星
<D・ヤ>3回、リリーフカーで登場した2番手の石川(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   ヤクルト2―3DeNA ( 2023年7月6日    横浜 )】 ヤクルトの石川雅規投手(43)が6日のDeNA戦(横浜)の3回から2番手で登板。2年ぶりの救援登板で、5回を6安打3失点(自責0)と好救援を見せたが、5敗目を喫した。チームは5連勝を逃した。
 21年11月1日の広島戦(神宮)で、引退試合となった雄平のために、救援登板。連続先発登板の記録を捨ててまで、同僚のためにひと肌脱いだ姿は反響を呼んだ。それ以来の救援登板だった。

 1―0の3回から登板したが、5回だった。1死から楠本の右飛をサンタナが落球。一気に1死三塁のピンチとなり、桑原に左翼へ同点適時打された。さらに2死一塁から、今度は二塁手の武岡が落球。2死二、三塁となり、ソトに左前へ勝ち越し2点打された。石川は7回まで投げ切り3失点ながら自責はゼロ

 打線も3回に先制して以降はホームベースが遠く、5連勝はならなかった。

 石川はこの試合まで通算185勝しているが、救援登板で勝利投手になったのは、07年8月11日の広島戦(広島)だけだった。16年ぶりの救援勝利はならず、救援としては初の敗戦投手となった。

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