エ軍監督 手術の大谷「彼はチームメートのそばにいたいと思っている」 10・1公の場登場か

2023年09月26日 09:02

野球

エ軍監督 手術の大谷「彼はチームメートのそばにいたいと思っている」 10・1公の場登場か
試合前会見で大谷について語るネビン監督(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 エンゼルスのフィル・ネビン監督が25日(日本時間26日)、本拠地レンジャーズ戦前に取材に応じ、19日に2度目の右肘手術を受けた大谷について「週末にここに来るだろう」と述べた。
 手術後、ネビン監督はチームが本拠地に戻るこの日から大谷が再合流する可能性を示唆していたが、この日「彼は回復の途中。家で過ごしている」と明かした。

 球団は30日(同10月1日)のアスレチックス戦でチームのMVPと最優秀投手の表彰式を行うと発表しており、選出が有力な大谷は同日はグラウンドに姿を現す可能性がありそうだ。

 また、ネビン監督は、これまで見てきた選手の中で大谷の存在について聞かれ、「唯一比較できないことは彼が(投打を)両方していることだ。だから何人かの名前をあげないといけない」とし、メジャー歴代最多762本塁打をマークしたバリー・ボンズを挙げた。

 「それと比べなければならないだろう。つまり彼は毎日どこにいても球場に違った雰囲気をもたらしてくれる。ホテルでバスを降りる時もスタジアムに着く時もね。試合前には球場でオーラを感じることができる。翔平にオーラがかかって見える時、それはまさにスーパースターそのものであり同じくらい重要な人物だ。だから彼がやっていることを誰かと比べるのは難しい。でも、僕が見てきた中で彼が最高の野球選手だと言える」 と述べた。

 大谷がメジャー入りした当時、二刀流については「僕もみんなと同じように疑念を抱いていたが、ここ数年で彼を知ることができた。彼のけがに関係なくね。もし彼が(今回)1年前と同じレベルで戻ってこなかったら僕はショックを受けるだろう。2カ月前、1カ月前に怪我をした時のままでもね。彼がリハビリに取り組み、あそこまで戻るために何をする必要があるかを彼はわかっている。彼には競争心がある。肘の手術を受けてもそれが変わることはない」 とした。

 また、手術について「数年前には自分の息子も経験したけど、回復には時間がかかる」と自身の息子でタイガースのタイラーも経験していることを明かした上で、「回復には時間がかかるが彼はチームメートのそばにいたいと思っている」と語った。

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