原巨人“絶体絶命”自力CS消滅…執念采配実らず4安打13三振 今季14度目の零敗

2023年09月26日 05:30

野球

原巨人“絶体絶命”自力CS消滅…執念采配実らず4安打13三振 今季14度目の零敗
<D・巨>9回、ベンチの原監督(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0―1DeNA ( 2023年9月25日    横浜 )】 執念の采配も、実らなかった。4位の巨人は、3位・DeNAに競り負け、ゲーム差は3に広がった。138試合目で、自力でのCS進出の可能性が消滅した。
 原監督が「やっぱり1点を取らないと、取りにいかないと」と振り返ったのは、0―1の7回の攻撃だった。先頭・大城卓が四球で出塁すると代走に重信を送った。1死後に秋広が四球を選ぶと、さらに代走・増田大と足のスペシャリスト2人のカードを同時に切った。2死二、三塁では代打・梶谷を起用。相手投手が左腕・エスコバーに代わると、代打の代打でウォーカーを起用したが、勝負手は実らず空振り三振で得点を奪えなかった。

 4安打で13三振を喫して、今季14度目の零敗。「0―1」敗戦は5度目となった。今季の1点差試合は24勝24敗。昨年は4つの貯金をつくったが、大事な試合で今季を象徴するように競り負けた。

 26日のDeNA戦に敗れ、試合のない、27日にDeNAがヤクルトに勝つと、CS進出は完全消滅。同一監督での2年連続Bクラスは、球団史上初の屈辱となる。残り5試合。原監督は「明日も頑張りたい」と前を向いたが、絶体絶命の大ピンチを迎えた。(川島 毅洋)

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