日本ハム・谷内が引退会見「今年で終わりと思った時は何度もあった」

2023年09月26日 16:59

野球

日本ハム・谷内が引退会見「今年で終わりと思った時は何度もあった」
引退会見で贈られた花束を手にする谷内(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 今季限りでの現役引退を表明した日本ハム・谷内亮太内野手(32)が26日、エスコンフィールド北海道で引退会見を行った。
 上下黒のスーツ姿で登壇した谷内は「今シーズンで引退することを決めました。ここまで11年間いろいろな人に支えられて、やりきれたと思います。本当にありがとうございました」と、あいさつ。引退を決めた理由については「色々考えた結果、この決断に至りました。7月に2軍に落ちてから1度も上がれなく、成績も残せていなかった。いろいろなことを考えて引退を決めました」と語った。

 思い出に残っている試合に「守備では昨年ペイペイドームでゲームセットのアウトを取れたこと。抜ければ負けるという場面で、ああいうのを捕れたのは日々練習してきた成果かな」と振り返り「ファイターズに来てから1軍で試合に使ってもらえましたし、サヨナラ打ったり、ヒーローインタビュー受けたり、プロ野球生活の良い思い出。充実した5年間だったかな」と語った。

 12年ドラフト6位でヤクルト入団。「入った時は、プロで11年間もできるとは思っていなかった。今年で終わりと思った時は何度もあった。それを考えると、よくやりきったなと思います」と語り、「使ってくれた監督、教えてくれたコーチ。一人でも欠けていたら今の自分はない」と感謝した。

 あす27日のロッテ戦で引退試合&セレモニーが開催される。「ぶざまな姿を見せないように、しっかりプレーしたい。とにかく全力でやるだけ。特別な感情がない訳ではないが、普段通りプレーできれば」と話した。

おすすめテーマ

2023年09月26日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム