トラウト エ軍残留の意向 「昨年と同じことをする。オフに準備し、春にエンゼルスのユニホームを着る」

2023年09月26日 11:14

野球

トラウト エ軍残留の意向 「昨年と同じことをする。オフに準備し、春にエンゼルスのユニホームを着る」
マイク・トラウト Photo By スポニチ
 左手有鉤(ゆうこう)骨骨折から復帰を目指していたエンゼルスのマイク・トラウト外野手(32)が25日(日本時間26日)、本拠地レンジャーズ戦前に日米メディアの取材に応じた。24日に10日間の負傷者リストから60日間に移され、残り試合の欠場が決まった。
 今季終了に、涙声で「今は良くなっているけど…。戻りたい…。つらい…」と悔しさをにじませたトラウト。

 「最後のセッションが終了する時には完全に健康な状態になっている予定だ。少し痛みはあるけど今は普通のことだ。シャットダウンされた時の目標は復帰してみんなとプレーできるようになることだった」と話した。

 ジョン・カルピーノ球団社長と話をしたいことは何かという質問に「毎年、オープンに会話する。今年に限らず毎年している。フロントオフィスのジョンやペリー(・ミナシアンGM)、そこにいる全ての人とプライベートな会話をするんだ。だから僕にはいつも通りのこと。オフシーズンに2、3週間休んで気持ちを切り替えて、体調を整えて、プレーをする準備をする」

 契約は7年残っているが、米メディアではトレードの可能性も報じられていた。チームが長期間低迷する中、残ってプレーしたいかと聞かれ「ジョンとはすでにプライベートな会話をしたし、さっきも言ったように昨年と同じことをするんだ。この13年間、オフシーズンに春の準備をし、春にエンゼルスのユニフォームを着るということを繰り返してきた」と述べた。

 球団とのオフの話し合いについては「毎年するよ。あと契約は7年間残っているし、みんな聞きたがっている。2、3週間腰を落ち着けて、家族と一緒に心を整理し、それからオフシーズンごとにフロントオフィスと話をするんだ、それは何も変わらない。2、3週間休んで全体像を見て、何が起こったかを確認するんだ。自分の意見を言うプライベートな会話だ。僕はなんでもする」とした。

 盟友の大谷は右肘を手術し「よく知らないけど、彼はこの本拠地での試合(最後の6試合)に来ると思うよ。彼はもう日本にいるという多くのリポート(フェイクニュース)も聞くけどね」とおどけて笑いを誘う一幕も。

 大谷の動向が国内外から注目される中「みんな翔平がどこに行く(移籍する)かを僕に聞く。でも最終的には彼が決めることだ。彼は僕に何も言わない。黙っている。チームメートとしてプライバシーを守ってあげればいい。彼が決めることだ。彼にとって彼が正しいことをするだけだ」と語った。

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