広島・新井監督 本拠地CSへ前進「何とか残り3試合、全員で頑張っていきたい」

2023年09月26日 22:40

野球

広島・新井監督 本拠地CSへ前進「何とか残り3試合、全員で頑張っていきたい」
<広・中>選手交代を告げベンチに戻る新井監督(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島2―0中日 ( 2023年9月26日    マツダ )】 広島は26日の中日戦に2―0で競り勝ち、再び貯金10に戻して3位・DeNAとの1・5ゲーム差を守った。床田寛樹投手(28)が7回2/3無失点に抑えて8月17日の阪神戦以来、5試合ぶりの白星。球団左腕では19年のクリス・ジョンソン以来、日本人に限れば91年に12勝(8敗)した川口和久以来の11勝に到達した。既に5年ぶりクライマックスシリーズ(CS)進出は決まっていて、残り3戦全勝なら地力で95年以来の2位が確定。10月14日からのファーストステージ(S)を本拠地マツダスタジアムで迎えられる。新井貴浩監督(46)の会見は次の通り。
 
 ――床田が投打で貢献した。
 「大活躍でしたね。彼もずっと頑張ってローテーションを守ってきて、ちょっと疲れが見えたので、間を空けた。今日は本当に彼本来の真っすぐのキレ、素晴らしいピッチングだった」

 ――8回2死で床田から島内へ継投。
 「島内もここまで凄く頑張ってくれて、初めてのタイトル(最優秀中継ぎ投手)が見えている。こちらとしてもできる限りのことはしてあげたいということで、事前に床田には“こうしていくからな”と話していた」

 ――本拠地CSへ前進した。
 「選手もここでやるぞとみんな思ってくれている。ファンの方の願いでもあると思うので、何とか残り3試合、全員で頑張っていきたい」

 ――打線には追加点は欲しかった。
 「まあ、でもいいゲームだったと思う。ナイスゲームでした」

 ――左足首に不安を抱える小園は長打2本で貢献した。
 「まだ万全ではないけど、そういった中でいいパフォーマンスを見せてくれている。彼は今からの選手。万全ではない状態でも、自分のパフォーマンスを出していくためには、どうしたらいいか。それも経験。凄くいい経験をしている」

 ――5回の走塁では転倒も。
 「あれも大丈夫と。こっちも見ていてヒヤッとしたけど、大丈夫ということで良かった」

 ――初回の坂倉は3ボールから適時二塁打。
 「状態は良くなってきていると見ていたし、3ボールから振るというのは勇気がいる。本人の状態が良くないと、3ボールからスイングしていくことはできない。だから、3ボールから打ったヒットというのは、凄くいいヒットだったと思う。状態が悪いと、3ボールから振れない。それだけ状態は上がっている」

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