阪神・岡田監督語録　大山の来季4番に「そんなん全然決めてない」　必勝祈願の内容は「ずっと秘密」

2023年11月28日 05:15

野球

阪神・岡田監督語録　大山の来季4番に「そんなん全然決めてない」　必勝祈願の内容は「ずっと秘密」 — ＜阪神納会＞納会であいさつする岡田監督（撮影・大森　寛明） Photo By スポニチ

　阪神の岡田監督が27日、兵庫県尼崎市と西宮市で優勝報告会に出席し、その後、西宮神社と廣田神社に今季の報告をした。

　＜テレビ・インタビュー＞
　―参拝を終えて。
　「（前回の訪問では）“アレ”を目指してスタートを切ったんだけど、まあ、ね、きょうは“アレ”を達成して、そういう報告だったので、本当に良かったと思いますけど」

　―3月に参拝した際に御祈願されたことはかなったか。
　「今回は久しぶりに来たけど、毎年同じこと言っているんだけどね、なかなか普通にできない時期が続いたんだけど、今年は本当にね。まあ、こういう報告をこの時期にできるのは、本当によかったと思っています」

　―ちなみに3月に御祈願された際は「内容は秘密」と話されていたが、教えていただける？
　「いやいや、内容は秘密はずっと秘密だけど。まあとにかくね、勝ちたいというかね、“アレ”イコール優勝だったから、頑張って成し遂げるので、ということで報告したんですけどね」

　―廣田神社での必勝祈願は80年以上続いていると。球団2度目の日本一が達成できたことについて。
　「まあ、80年で2回じゃ少ないかも分からないけど。まあ、これは勝負（事）だから、毎年みんなが優勝を狙うんだけど、まあそういう意味でね、僕は今年久しぶりにユニホームを着て、1年目でこういう報告ができたというのは、本当に良かったと思うし、これはね、また続けていかないといけない。来シーズンは特に連覇、タイガースは（過去に）連覇していないので、来シーズンもまたいい報告ができるように、まずは3月にね、『お願いします』という（必勝祈願に来るという）ことやね、まずね」

　―シーズンオフはゆっくりできているか？
　「そんなにゆっくりできていないけど、まあ、これも優勝、日本一なったおかげなんでね。負けてたら何もできないわけじゃないですか。忙しい気持ちはあるけど、これは勝ったおかげで、ファンの人にそれをおめでとう、ありがとうと言われるのは嬉しいしね。これは良い意味でのしんどさですよ」

　―ハワイ旅行も。
　「優勝の旅行というのは、野球漬けの1年だったので。そういう意味で家族サービスも兼ねて1年間お疲れ様という旅行だと思うので、まあ、その時はね、家族水入らずでゆっくりとね。それくらい、1年頑張った証で行かせてもらえるんだから、家族でゆっくりしてほしいですね」

　―66歳の抱負。
　「これはもう、何歳とか関係ないんで。勝った年に、今年はファン感謝デーが重なったんでね、そういう意味でたくさんの人にお祝いしてもらったんだけど、そういう意味では良かったと思うし、年齢とか誕生日とか関係なしで、また来年1年間野球に没頭するというね、そういう気持ちでいっぱいです」

　―佐藤がアレンパ。改めて印象は？
　「いやいや、僕も聞いてね、いいんじゃないかなと思ったけどね。アレを完全に変えることはないと思うけどね。それはまだまだ最終決定じゃないんだけど、でもまあ、うまいこと考えたな思うけどね、はっきり言うて」

　＜ペン取材＞
　―大山、木浪、近本がベストナイン。大山について。
　「ファーストなあ」

　―球団では一塁手で久しぶり受賞。
　「まあそらだって評価やからな。それは」

　―当然ですけど、来季は4番？
　「まだそんなん決めてない。そんなん全然決めてない」

　―そこも含めてこれからか？
　「そうよ。来年のことなんか全然考えてないよ。まだ。そんなんお前、質問で優勝に浸っていますかって言うのに、なんで来年の話すんねん。種類（筋）が違う」