【又吉広報の撮れたて直行便】新天地のセ・リーグへ向かう仲間たちに「贈る言葉」

2023年11月28日 05:00

野球

【又吉広報の撮れたて直行便】新天地のセ・リーグへ向かう仲間たちに「贈る言葉」
セ・リーグに新天地を求めての活躍を誓う森唯斗(左)と嘉弥真新也(右)と写真に納まる又吉広報 (又吉広報提供) Photo By 提供写真
 まずは、安心しました。昨年7月8日の日本ハム戦で登板中に右足甲を骨折したのですが、復帰からの1年後検診が22日にありました。骨がもう少しくっついていてほしい、などではなく“何の問題もないね”と先生に言っていただくことができました。来季に向けて強度を上げて遠慮なく練習ができます。本当に良かったです。
 この時期は寂しさもありますが、オフに“何をしていたんだ?”と言われないようにしないといけないと思いますね。年齢も近かった森と嘉弥真さんの移籍が決まりました。写真は、お別れのときのものですね。僕のことを気にかけてくれて食事に誘ってもらったり、3人でもっとやれたらと思っていたら、すぐ新天地が決まりましたね。2人のあのポテンシャルは、求められる場所があります。

 森のクローザーとしてのマインドと嘉弥真さんの貴重な左サイドスロー。セ・リーグは欲しがるだろうし、かなり貴重な存在になると思います。野手では上林が僕の古巣・中日に決まりました。バンテリンドームではあの長打力は生きますね。球場は広いし、足も速い。二塁打が増えると思いますよ。彼の武器を生かしてほしいですよね。増田もヤクルトでしっかりと重宝してもらえると思うし、何より対戦が楽しみです。交流戦に日本シリーズと、負けていられません。

 新戦力を補強するドラフト会議でも刺激がありました。独立リーグ出身者がロッテ、阪神で2人も2位指名されました。四国ILから同じ2位で中日入りした僕以来だと聞きました。さらに12球団で支配下指名は6人。僕らのときは本指名者が1人いて“おー!”となってました。それぐらいレベルが上がったということ。素直にうれしいですね。

 ただ、結果を残さないとクビになります。僕は独立リーグから獲得する必要ないなと思われないようにやってきました。独立リーグが注目されることが、さらにプラスとなるようにやりたいです。

 松本裕、藤井が来季も中継ぎ起用の方針との情報を聞きました。確定しているのであれば、リリーフとして両者にできないことを、いかに見つけるか。僕の出番は、そこにかかってくると思います。自分の特長、特技を冷静に見て、求められた仕事を丁寧にできるように。引き続き便利屋・又吉として準備をしていきたいですね。丁寧に、ですね。筑後ファーム施設を中心に自主トレで動いていきたいと考えています。
 (ソフトバンクホークス投手)

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