阪神・近本が「若林忠志賞」を受賞 離島を中心とした社会貢献、野球振興活動が評価

2023年11月28日 05:15

野球

阪神・近本が「若林忠志賞」を受賞 離島を中心とした社会貢献、野球振興活動が評価
<阪神納会>若林忠賞を受賞した近本(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 阪神球団納会の中で「若林忠志賞」の授与式があり、23年度受賞の近本が百北幸司球団社長から表彰状と記念盾、賞金100万円、活動資金100万円を贈られた。壇上では「このたびは、このような素晴らしい賞をいただいて、本当に光栄に思います。これからも多くの方々や子供たちのために、夢や希望を届けられるように活動していきます」とあいさつした。
 同賞は球団草創期からの投手、監督として活躍し、慈善活動のパイオニアだった若林忠志氏の功績を称えて11年に球団内で創設。社会貢献活動やファンサービスに取り組む選手らを表彰してきた。近本は故郷・淡路市の人々を甲子園球場に招待する「近本シート」をプロ2年目から実施し、他にも淡路島や自主トレ先の沖永良部島の子供たちを対象とした野球教室を定期的に開催するなど、離島を中心とした社会貢献、野球振興活動が評価された。

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