セ新人王の阪神・村上頌樹 10勝&防御率1・75「技術、メンタル面両方で成長した」

2023年11月28日 18:20

野球

セ新人王の阪神・村上頌樹 10勝&防御率1・75「技術、メンタル面両方で成長した」
<NPB AWARDS 2023>最優秀新人賞を受賞した阪神・村上(左)(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2023 supported by リポビタンD」が28日、都内で行われ、今季のセ・リーグ最優秀新人選手賞(新人王)は、阪神の村上頌樹投手(25)に決まった。阪神からは16年の高山俊以来、7年ぶり9人目の受賞となった。
 村上は壇上で「新人という賞を取ったことを自信にして来シーズン頑張っていきたいので、応援よろしくお願いします」とあいさつ。受賞を受け「チャンスはあるかなと思っていたので、取れて良かったです」と素直に喜んだ。

 昨季から成長した点を問われると「技術面、メンタル面両方で成長したのがこういった賞を取れたと思います」とし、受賞の喜びを「一番は両親、その次は阪神ファンの皆さんに伝えたいなと思います」と支えてくれた人々に感謝した。

 多忙を極めるオフは「とりあえずはしっかり体の疲れを取って来シーズンに向けてトレーニングをしっかりしたいと思います」と語り、来季に向けて「この賞を自信にして防御率のタイトルであったり、最多勝を狙っていきたいと思います」と誓った。

 村上は3年目の今季、4月22日の中日戦(バンテリンD)でプロ初勝利を完封勝利で挙げると、以降も先発陣の中心として躍進。22試合に登板し10勝6敗、防御率はリーグトップの1・75で最優秀防御率の初タイトルを獲得し、18年ぶりリーグ優勝の立役者となった。球団での新人王は2016年・高山俊以来7年ぶり9年目。投手に限れば2007年・上園啓史以来16年ぶり4人目となった。

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