野口健氏、長女とのヒマラヤ遠征中止を発表 被災地支援に注力 「凄い」「本来政府がやるべき」称賛の嵐

2024年01月26日 09:52

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野口健氏、長女とのヒマラヤ遠征中止を発表 被災地支援に注力 「凄い」「本来政府がやるべき」称賛の嵐
アルピニストの野口健氏 Photo By スポニチ
 アルピニストの野口健氏(50)が26日、自身のX(旧ツイッター)を更新。能登半島地震の被災地への支援物資提供に注力するため、2月に予定していた長女・絵子さんとのヒマラヤ遠征を中止すると発表した。
 野口氏は自身の過酷な登山経験から、被災地に必要と思う寝袋やエアマット、携帯ウォシュレット、ソーラーランタンなどを被災地に届ける活動を行っている。

 この日、「この2週間で5425個の寝袋を被災自治体や避難所にお届けしました。その大半は既に被災者の皆さんの元へ届けられていると思います」と報告。「近々、約800個の寝袋が総社チームによって被災地に届けられる予定です。総社市の職員さんが梱包作業を行なって下さり、あとは、受け入れ側の要請がでればいつにでも出発できる状態だと思います」と、今後についても説明した。

 続けて「一月中にトータル6000個以上の寝袋を被災地に届ける事になりますが、しかし、今回に限らず被災地支援活動をしていると、ふと思うのは、被害があまりにも甚大で自分たちのやっていることは砂漠に一滴の滴を垂らすようなものではないのか…と。無力感に苛まれる事があります」と、これだけの物資を届けても、無力と思う時があると吐露。

 「しかし、その一滴の滴に救われる命もまたあるのだろうと。あれもこれも出来ませんが、やれることは最大限にやる。マナスルで拾った命の使い方がようやく見えてきたような気が致します」とした。

 また「2月に予定されていた絵子さんとのヒマラヤ遠征は中止とします。その時間とエネルギーを被災地支援に注ぎ込みたい」と、長女との遠征を中止すると報告。

 さらに「被災者の方にお願いがあります。車中泊、自宅避難されている方々、ぜひ、ピークエイドの方にお知らせ下さい。そして、遠慮はしないで下さい。やれる事はやらせて頂きません。やれないことはやれませんと。無理は致しませんのでどうか我々に気を遣わないで下さい。お互いに気を使わない関係を築いていきたいと思います。まずは、要望なり情報をお伝え下さい」と呼びかけた。

 この投稿には「情報伝えて下さること感謝です」「ありがとうございます。本来政府が率先してお金を出してやらなければならない事なのに。重ね重ねありがとうございます」と、称賛するコメントが多く寄せられた。

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