田崎史郎氏 自民安倍派幹部の責任に言及「このまま何も責任を取らないで終わるは、あまりにも無責任」
2024年01月26日 11:27
芸能
裏金事件を巡り、東京地検特捜部は19日、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪で、自民党の安倍派(清和政策研究会)、二階派(志帥会)、岸田派(宏池会)3派の関係者(会計責任者、元会計責任者)を立件した。3派閥の政治資金収支報告書への不記載は総額で17億円超に上った。
安倍派と二階派は、パーティー券の販売ノルマ超過分を収支報告書の収入に記載せず、議員側に還流していた。特捜部は安倍派の裏金づくりは組織的で悪質とみて、重点的に捜査。実力者「5人衆」の松野博一前官房長官(衆院千葉3区)、西村康稔前経済産業相(衆院兵庫9区)、高木毅前国対委員長(衆院福井2区)、萩生田光一前政調会長(衆院東京24区)、世耕弘成前参院幹事長(参院比例)、下村博文元文部科学相(衆院東京11区)、塩谷立元文科相(衆院静岡8区)の幹部議員7人を任意で事情聴取したが、立件できないと結論付けた。
田崎氏は「中間報告の取りまとめには、政治的な責任について結論を得る、とはっきりと書いてあるわけですね。中間報告の取りまとめに書いてある政治責任について、このまま何も責任を取らないで終わるというのは、あまりにも無責任だと思いますよ」と自身の考えを述べた。