安部敏樹氏 自民幹部による裏金議員聞き取りに「ドリル優子…ハードディスクをドリルで壊した側の人に」

2024年02月07日 10:55

芸能

 社会起業家の安部敏樹氏(36)が7日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。自民党が派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて2日に開始した党所属の裏金議員への聞き取り調査について言及した。
 聞き取り調査は、会計責任者らが立件された安倍派、二階派、岸田派の90人程度が対象で、森山裕総務会長を座長に小渕優子選対委員長ら党執行部6人が分担して聴取。派閥パーティーの収入から還流を受けた金額や使途の説明を求めている。

 安倍派が政治資金収支報告書に記載せず、「ないこと」にしてきたパーティー券収入は、2020~22年までの3年間で4億3588万円。所属議員へのキックバックは、この3年を含めた5年間で実に6億7654万円に上る。

 安部氏は「ドリル優子から言うと…再三ですけど、政治資金規正法違反でハードディスクをドリルで壊した側の人に聞き取りに来られて、聞かれる側も“お前が言うの”と誰もが思うレベルだと思うので、どうしてと思う」と言い、「これを起点に茂木派を離脱したみたいな話も漏れ聞こえてくると、ずっと嫌いだった茂木さんに対して“今や”みたいな感じで離脱という話もあるわけで、ここで政局やるっていう話もあって違和感を感じる」と自身の見解を述べた。

 自民党の政治資金を巡る不祥事では、2014年に当時経済産業相だった小渕氏が、後援会主催の観劇会の不明朗な会計が発覚して経済産業相を辞任、15年に元秘書2人が執行猶予付き有罪判決を受けた。この事件で、検察の家宅捜査を前に、事務所のパソコンのハードディスクが電気ドリルで穴が開けられた状態で見つかり、証拠隠滅を図った疑いが指摘された。

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