安部敏樹氏 自民幹部による裏金議員聞き取りに「ドリル優子…ハードディスクをドリルで壊した側の人に」
2024年02月07日 10:55
芸能
安倍派が政治資金収支報告書に記載せず、「ないこと」にしてきたパーティー券収入は、2020~22年までの3年間で4億3588万円。所属議員へのキックバックは、この3年を含めた5年間で実に6億7654万円に上る。
安部氏は「ドリル優子から言うと…再三ですけど、政治資金規正法違反でハードディスクをドリルで壊した側の人に聞き取りに来られて、聞かれる側も“お前が言うの”と誰もが思うレベルだと思うので、どうしてと思う」と言い、「これを起点に茂木派を離脱したみたいな話も漏れ聞こえてくると、ずっと嫌いだった茂木さんに対して“今や”みたいな感じで離脱という話もあるわけで、ここで政局やるっていう話もあって違和感を感じる」と自身の見解を述べた。
自民党の政治資金を巡る不祥事では、2014年に当時経済産業相だった小渕氏が、後援会主催の観劇会の不明朗な会計が発覚して経済産業相を辞任、15年に元秘書2人が執行猶予付き有罪判決を受けた。この事件で、検察の家宅捜査を前に、事務所のパソコンのハードディスクが電気ドリルで穴が開けられた状態で見つかり、証拠隠滅を図った疑いが指摘された。