過去に小学館と対立 新條まゆ氏、芦原さん急死への対応に「悔しくて…私、もっと発信します」

2024年02月07日 16:15

芸能

過去に小学館と対立 新條まゆ氏、芦原さん急死への対応に「悔しくて…私、もっと発信します」
新條まゆ氏X(@shinjomayu)から
 「快感フレーズ」「覇王愛人」などの人気作で知られる漫画家の新條まゆ氏(51)が7日、自身のX(旧ツイッター)を更新。昨年10月期放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死したことを受け、小学館が「現時点で今回の件に関する経緯などを社外発信する予定はない」と説明したことについて、長年小学館と仕事をしてきた立場から思いを記した。
 関係者によると、今回の件の詳細を公表しない理由は、芦原さんが経緯などをつづったSNSへの投稿などを削除したことを踏まえて「故人の遺志にそぐわない」ためという。出版活動にあたっては、今後も作家に寄り添うことを誓い、その姿勢を改めて作家に伝えていくという。

 過去に小学館との対立をブログで公表した新條氏は「小学館声明なしか…残念ですね。私が小学館から出るっていうブログを書いて大問題になった時、小学館は朝イチの会議で“作家にあんな偉そうな発言をさせないように管理した方がいい”ってなった」と振り返り「この話は当時、私が小学館を離れても連絡を取り合ってた小学館の編集者がさすがに自社の対応に呆れて教えてくれた」と回顧した。

 続けて「漫画家って今、芦原先生のことを考えない日ってないです。悔しくて」と、すべての漫画家がこの問題に思いを馳せていると主張。その上で、「すっかり大御所扱いになった今、何ができるだろってずっと思って来ました。この業界を変えなきゃって。だから今、私は出版社とはお仕事してない。作家を守るのは作家なんだって思いを新たにしました。その辺り、もっと発信します!」と宣言した。

 また「あ、すみません。発信といっても、過去にあったことの経緯を全部暴露するってことじゃないです いやたくさんあるけど」と弁解した上で「印税率のこと、アシスタントのお給料を少ない原稿料で漫画家が負担するってこと。いろいろ変えなきゃ!」と決意を新たにしていた。

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