漫画家のみずしな孝之氏 小学館の“発信予定なし”に社員の反応明かす「編集で納得してる人はいない感じ」

2024年02月07日 18:58

芸能

漫画家のみずしな孝之氏 小学館の“発信予定なし”に社員の反応明かす「編集で納得してる人はいない感じ」
みずしな孝之氏が描いた自身の近影
 漫画家のみずしな孝之氏(50)が7日、自身のX(旧ツイッター)を更新。昨年10月期放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死したことを受け、小学館が「現時点で今回の件に関する経緯などを社外発信する予定はない」と説明したことについて言及した。
 みずしな氏は現在小学館の「週刊コロコロコミック」で「つきたて!オモちゃん」を連載中。小学館ビルの社名の写真を投稿し「ちょうど打ち合わせだったのだけど、どうしても流れでその話になってしまう。編集で納得してる人はいない感じ。それはそう。現場はがんばっている…!」とつづった。

 この書き込みにフォロワーからは「現場の方達のいまの心境を知ることができて少し安心しました。どうか少しでも良い方向に向かう事を願いたいです」「現場の良心に賭けたいですが…」などの声が寄せられていた。

  スポニチ本紙の取材では、芦原さんが急死したことを受け、小学館が6日に社員向けの説明会を開いたことが判明。同社関係者によると、現時点で同社が今回の件に関する経緯などを社外発信する予定はないとの説明があった。

 今回の件の詳細を公表しない理由は、芦原さんが経緯などをつづったSNSへの投稿などを削除したことを踏まえて「故人の遺志にそぐわない」ためという。だが、この説明を受けた社員からは「“芦原さんが悩んで削除した内容を改めて出すのは控える”ということだと思うが、腑に落ちない。何も発信しないことに世間から疑問が出るのは当然。時間がたつのを待ってるだけでは」と厳しい声が上がったという。また現場目線でも「しっかり対応しないと、(同社と)作家との関係性に影響が出る恐れがある」と困惑も広がっているという。

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