芦原妃名子さん急死 小学館「発信予定なし」に漫画家ら反発「説明を」「こんなことで終わりにできると?」

2024年02月07日 12:08

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芦原妃名子さん急死 小学館「発信予定なし」に漫画家ら反発「説明を」「こんなことで終わりにできると?」
小学館 Photo By スポニチ
 昨年10月期放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死したことを受け、小学館が6日に社員向けの説明会を開いたことが分かった。同社関係者によると、現時点で同社が今回の件に関する経緯などを社外発信する予定はないとの説明があった。この報道を受け、漫画家らクリエイターからは反発の声が上がっている。
 今回の件の詳細を公表しない理由は、芦原さんが経緯などをつづったSNSへの投稿などを削除したことを踏まえて「故人の遺志にそぐわない」ためという。出版活動にあたっては、今後も作家に寄り添うことを誓い、その姿勢を改めて作家に伝えていくという。

 「のだめカンタービレ」などで知られる二ノ宮知子氏は、報道を引用した上で「浮かばれない…。」と吐露。「フラジャイル~病理医岸京一郎の所見~」恵三朗氏は「芦原先生、ご遺族、読者、作家に出版社として寄り添い誠意のある姿勢を望みます」とした。

 「ちはやふる」作者・末次由紀氏も「責任のある会社なのだから、経緯説明や問題点の把握、今後の変化への道筋などが示されると思っていたのに、こんなことで終わりにできると?ありえない 芦原先生の身になったらこんなの到底…」と悲痛な思い。

 また、出版社を舞台に描いた「重版出来!」などで知られる松田奈緒子氏も「小学館、最終決定ではないことを信じたい。時間がかかっても経緯説明し、再発防止に取り組んでほしい」と思いを込めた。

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