「不適切にもほどがある」あの“世界的名作映画”と同じ展開だった…“チョメチョメ”できない理由は

2024年02月14日 10:19

芸能

「不適切にもほどがある」あの“世界的名作映画”と同じ展開だった…“チョメチョメ”できない理由は
金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第3話。犬島渚(仲里依紗)はコーラス(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は9日、第3話が放送され、タイムスリップの核に迫る重要なシーンが映し出された。
 <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまう“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

 第3話は「カワイイって言っちゃダメですか?」。小川市郎(阿部サダヲ)は再び昭和へ…一人娘の純子(河合優実)たちが待つ自宅に戻る。一方、令和の犬島渚(仲里依紗)と秋津くん(磯村勇斗)は向坂サカエ(吉田羊)の元夫でタイムマシン開発者・井上昌和(三宅弘城)と対面。過去を改ざんすると未来が変わってしまう“タイムパラドックス”の危険性について聞かされる。そして、純子は昭和の過激なバラエティー番組の挑戦者に。市郎とサカエもスタジオに付き添う。渚は先輩プロデューサー・栗田一也(山本耕史)の担当番組で起こったスキャンダルに巻き込まれ…という展開。

 ラスト、番組の難局を乗り切った渚は、市郎と“いい感じ”に。熱いキスシーンに突入…というところで電流が走り、“未遂”に終わる。

 市郎と渚がキスできない理由は、タイムパラドックスと関係があるとみられる。

 第2話終盤でも、喫茶店内で“チョメチョメ”一歩手前まで関係を深めた市郎と渚。だが、昭和にいる向坂サカエ(吉田羊)に電話をかけようと電波を探り喫茶店の看板の上に登ろうとしたところ…落下してしまい、その瞬間、突然昭和へタイムスリップしてしまった。

 第3話では、サカエの元夫でタイムマシン開発者の井上昌和(三宅弘城)が、過去を改ざんすると未来が変わってしまう“タイムパラドックス”の危険性を語った。このことから、市郎と渚は“チョメチョメ”してはいけない何かしらの理由があると推察できる。

 渚は一瞬映し出された入社時の記念写真の中に「平成25年度 EBSテレビ入社式」と書かれているため、仮に現役で留年もせず、大学卒業後の新卒採用で入社したとなれば、1990年生まれで2024年には34歳になる年。市郎は2024年時点で88歳となり、「孫」の可能性もある年齢差だ。

 昭和の純子と令和のキヨシが“チョメチョメ”しても何も変化がないことから、2人には「血縁関係」など、絶対にチョメチョメしてはいけない理由がある、

 同作は、井上が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に感銘を受け、乗り物を利用したタイムトラベル装置を開発したことを起因とする物語。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でも、主人公マーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)が、過去の実の母とキスをして自分の写真が消えてしまう=自分という存在が消滅する危機に陥るため、市郎と渚に重なる点がある。

 渚は、市郎との間に電流が走った際に「やっぱり…」とつぶやいている。もしかすると、既に何らかの手がかりを得ている可能性もある。

 この“チョメチョメできない”謎はいつ明かされるのか…。注目の次回は第4話「既読スルーしちゃダメですか?」(2月16日)が放送される。

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