NHK正式発表「ポスト和久田」は副島アナ 産休入りエースの後任で「ニュース7」キャスターへ
2024年02月14日 15:25
芸能
副島アナは現在は「おはよう日本」で午前6時~7時台のサブキャスターを担当。過去には「サタデースポーツ」「サンデースポーツ」のキャスターも務めてきた。
副島アナは「正直、プレッシャーを感じているところがあります」と緊張の面持ち。「大切したい思いは人間が伝える血の通った言葉で情報を届けたいということ」とし、「入局してから世界を広げさせてもらった。経験してきたこと、感じたこと、そこから想像力を働かせて、糸井さんをはじめ、制作陣とともに、どんな言葉で、どんなトーンで、どんな表現でお伝えしたら、視聴者の皆さんに、温もりを持って、情報を受け止めていただけるかを突き詰めて、30分の放送に臨めたらと思います」と語った。
青森・弘前高時代には放送部に所属し「NHK杯全国高校放送コンテスト アナウンス部門」で決勝に進出、優良賞を受賞。2009年の選抜高校野球大会開会式と閉会式の司会を担当している。
一気に「ポスト和久田」として注目されることになった副島アナについて、NHK関係者は「若い世代でアナウンス力№・1。局内では次期エース候補と呼ばれています」と話している。
副島アナがコンビを組むことになるのは、糸井羊司アナウンサー(46)。現在、昼のニュースのキャスターを務めており、局内では「緊急時の報道に定評がある」(NHK関係者)。2022年7月、奈良市で発生した安倍晋三元首相銃撃事件の第一報を伝えた。
糸井アナは「『ニュース7』今年の春からは32年目に入る。平日の担当キャスターの担当開始の年齢を調べましたら、最年長でした。46歳です。よって、フレッシュさは皆無です」と笑わせつつ、「にもかかわらず、なぜ私?と考えた時に、ニュースにこれまで以上に人間味を出していきましょう、ということなのではないか。正確、論理的なNHKのニュース原稿にほんのちょっとの心遣いをするだけで、より人が伝える話し言葉にして、お伝えしていきたい」と意気込んだ。
「ニュース7」は局内屈指の実力派によるコンビとなる。