志らく、R-1審査員“炎上”に思い 自身もM―1で「大炎上」した過去…「彼に文句を言うのは筋違い」
2024年02月14日 15:15
芸能
志らくは「R1グランプリの審査員にお見送り芸人しんいちが選ばれたことに非難が集中しているらしい」とした上で「まず、彼に文句を言うのは筋違い」と指摘。「彼が審査員になりたいといったわけではない」とした。
一方で「勿論ZAZYの言う事もわかる」とも。「“こんな大役をおいしいとしか思っていない芸人に頼まないで欲しい”。でもああいう表現(彼のポストを見て)がお見送り芸人しんいちだし、まあ“私のような若輩者がこんな大役を仰せつかって本当に恐縮します。ことによると私より先輩の方々を審査する可能性もありますが、そこはR1グランプリのチャンピオンとして全身全霊をかけ、真摯に審査させていただきますので、宜しくお願いします”と言った方が日本人の美学からするとウケはいい。でもね、一部問題になっているキャリア、後輩が先輩を審査する、はいけないことなのか」と疑問を呈した。
「落語の世界でも人気者、力のある者がトリをつとめる事が多い。真打ち昇進を年功序列でやっていたから落語の世界の衰退につながった部分もある。先輩より後輩が先に真打ちに昇進したら、香盤は一生変わらない。つまり偉い順がひっくり返りそれは生涯変わらないのが落語の世界では一般的(立川流は違うが)」と落語の世界について紹介し、「大相撲だって強いものが上にあがる。昨日まで先輩の褌担ぎが番付が変わり立場が逆転するなんて話、ざらにある」と説明。
「お見送り芸人しんいちは堂々と審査すればいい。こいつに審査されたくなければ出場しなきゃいいし、芸人ならお見送り芸人しんいちに高得点をつけさせ優勝して、やがて自分の方がスターになって見返せばいい」と助言した。
続けて「ただお見送り芸人しんいちが審査員として存在意義を見出せるかは彼の責任」とも。私も突然M1の審査員に選ばれ針のむしろだった。Twitterでも大炎上」と自身の経験を振り返った上で「でも5年の間に志らく枠という言葉まで生まれた」と回顧。「余談だが、笑点の座布団配りの補佐をやっている愛楽。一之輔どころか、たい平より彼は先輩だぞ。でも腐らずに亡き師匠の恩返しのために続けている」とし、「おい、お見送り芸人しんいち、頑張れよ。芸人仲間、視聴者を見返してやれ」と、“志らく節”でエールを送った。