毎コンスポニチグランプリ新人賞・アフロ ド派手スーツで映画への本格参戦に意欲

2024年02月14日 18:34

芸能

毎コンスポニチグランプリ新人賞・アフロ ド派手スーツで映画への本格参戦に意欲
<第78回毎日映画コンクール表彰式>スポニチグランプリ新人賞を受賞し小菅洋人社長(左)からトロフィーを贈られるアフロ(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 2023年(第78回)毎日映画コンクールの表彰式が14日、東京都目黒区八雲のめぐろパーシモンホールで行われた。「エゴイスト」で男優主演賞を射止めた鈴木亮平(40)、「市子」で女優主演賞に輝いた杉咲花(26)はともに初受賞の栄誉に酔いしれた。スポニチグランプリ新人賞に選ばれたアフロ(36)とサリngROCK(43)は映画への本格参戦に色気を見せた。
 「さよなら ほやマン」の演技で新人賞を受賞したアフロは劇中で身につけたド派手な「ほやマン」スーツで登壇し、会場をどよめかせた。

 「レッドカーペットのオバケみたいな格好で出てきてすみません」と恐縮しながら「製作陣の魂が乗っかった、このスーツでこの場所に立っていることを非常にうれしく思います」と笑顔で語った。

 単独で武道館公演も実現させるほど人気を誇るラップグループ「MOROHA(モロハ)」のメンバー。ファンを公言する庄司輝秋監督(43)からのラブコールに応えて出演を決めたが、初打席でいきなりホームランをかっ飛ばしてみせた。

 宮城県石巻市の離島を舞台に、ほや漁を生業とする兄弟と、東京からやってきた漫画家の奇妙な共同生活を通して、家族の再生を描いた物語。弟を演じた黒崎煌代(21)とは本物の兄弟に映った。

 アロハは「自分はミュージシャンが基礎にあって、そこでの輝きを見て、監督がお話をくださったと思っているので、これからも一生懸命に頑張って、この情熱が必要だなと思う方が現れてくださったら…」と次を見据えた。会場には庄司監督も駆けつけて「この人のエネルギーが、この映画の魂」と祝福の言葉を贈った。(佐藤 雅昭)

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