永井豪作品で支援 東映シアターオンラインが22日から期間限定で無料配信 

2024年02月21日 12:00

芸能

永井豪作品で支援 東映シアターオンラインが22日から期間限定で無料配信 
「マジンガーZ対暗黒代将軍」(C)ダイナミック企画・東映アニメーション Photo By 提供写真
 東映が運営する公式YouTubeチャンネル「東映シアターオンライン」が令和6年元日に起こった能登半島地震の被災地復興のため、石川県輪島市出身の漫画家・永井豪さん(78)原作の映画3作品を2月22日から期間限定で無料配信し、収益の一部を災害義援金として日本赤十字社に寄付することを決めた。東映が21日に発表した。
 大規模な火災が発生した輪島市の朝市通りには永井さんの業績を顕彰する「永井豪記念館」があり、永井さんも「毎日報道される故郷・輪島の映像と、私の頭の中に記憶している故郷とのギャップに愕(がく)然として心を痛めております」とコメントしていた。

 館を運営する輪島市の担当者が調査したところ、永井さんと永井さんの版権管理などを行うダイナミックプロダクションが同館に貸し出していた原画やフィギュアなどの立体物が焼失せずに無事だったことが判明している。耐火対策のおかげとみられている。

 今回用意されたのは1970年代に公開された劇場作品3本で、各2週間ずつを予定。

 (1)「マジンガーZ対暗黒大将軍」(74年)2月22日21・00~3月7日20・59
 (2)「グレートマジンガー対ゲッターロボ」(75年)2月29日21・00~3月14日20・59
 (3)「UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー」(76年)3月7日21・00~3月21日20・59
 チャリティー無料配信は復興の一助となるだけでなく、永井さんが生み出したマジンガーZなどのヒーローが被災者の心も励ますことになりそうだ。

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