斉藤由貴 役作りは「したことない」とキッパリ 「台本通りにしゃべるってことが大事」と頑張った作品

2024年02月21日 17:41

芸能

斉藤由貴 役作りは「したことない」とキッパリ 「台本通りにしゃべるってことが大事」と頑張った作品
斉藤由貴 Photo By スポニチ
 女優の斉藤由貴(57)が21日放送のフジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲスト出演。昨年放送で話題を呼んだNHK「大奥『3代・徳川家光×万里小路有功 編』」での役作りについて明かす場面があった。
 ゲストに対する勝手なイメージについて語る「ぽいぽいトーク」のコーナーに出演。「役作りが凄い、っぽい」というイメージをぶつけられると、斉藤は「×」の札を出し、「あまりしたことないですね」と語った。

 「前もっての学習とか、セリフを一生懸命するとか、基本的にしないまま来てしまいましたね」と斉藤。「(セリフは)現場に来てから(覚えます)」と告白。「入らないとまずいなと思います。台本を開けて、1ページぐらいしゃべっているのを見つけてびっくりすることがあります。凄く一生懸命覚えますね」と苦笑した。

 そんな中でも、春日局を好演し、話題となった「大奥」については「本当に今までないぐらい、10年ぶりぐらいですかね。台本をうちに持って帰りましたね」と特別だったといい、「“てにをは”とか、台本通りにしゃべるってことがこの作品は大事だと思ったので、ほんのちょっとした、“てにをは”も変えてはならぬ、っていう感じの印象だったので、これは凄く頑張りました」と振り返った。

 そういう自身のスタンスについて「ある意味、言い訳っぽいんですけど」と前置きしつつ「その時の集中力とか、その時の出てくるものとか、前に立っている、セリフを掛け合わせる俳優さんとの距離感とか、セットの大きさとか、そういうものの中でしか生まれてこない何かがあって、それをどちらかというと、大事にしているタイプの人間かもしれないですね」と説明。「(前日に自宅でセリフを覚えるのは)自分の中でかくあるべきというイメージが作られてしまう。初めて相手の人とやり取りしている中で、“あ、これもいいな”“このテンポ感だな”とか、“この感じだったらここはこうしゃべってもいいんじゃない?”っていうのが凄く面白い。私はそういうタイプです」と話した。

 「きっとそれで間違っている部分もたくさんあるんだと思います」とも。そういうスタンスはデビュー2年目の1986年にヒロインを演じたNHK連続テレビ小説「はね駒」の当時からそうで「というのは、忙しすぎたから。家に帰って“さあ、台本を開きましょう!”っていう時間はないんですよね。夜中の2時から雑誌の表紙の撮影とか、そんなことをやるのが普通の時代だったから」と苦笑した。

おすすめテーマ

2024年02月21日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });